「ありがたい…」今春にも“不妊治療保険”が解禁になると分かり、喜びの声が続々

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「不妊治療の費用をカバーする医療保険」の発売が解禁される見通しと分かり、注目を集めている。

近く改正案を公表へ

金融庁が2日、「不妊治療費を賄う保険」商品の発売を今春にも解禁する方針を固めた。

近く改正案を公表し、意見募集を経て適用。各保険会社に保険商品の発売を促すという。

「不妊治療」特約を想定

想定されているのは、医療保険の特約で「不妊症」の診断を受けた場合に保険金を支払う保険商品。

政府は不妊治療費をカバーする医療保険を解禁することで出生率を向上させる狙いだ。

金融庁「社会的意義もある」

金融庁は2013年、不妊治療の関心が高まっているが治療に多額の費用がかかるとして、不妊治療の費用をてん補する保険の需要が高まっていると指摘し次のようにコメント。

不妊治療に係る保険については、不妊という事由の発生には偶然性が認めら れ、不妊治療に要する高額な費用を経済的にてん補するニーズもあることから、 保険の対象となりうる要素を備えており、また、社会的意義も十分認められる と考えられる

しかし一方で、合理的な保険料を算出するための検討やモラルリスクなどの問題に対処する必要があるとして、更なる検討が必要だという考えを示していた。

ネット上には「助かる」という声

不妊治療をカバーする保険を解禁という方針を受けて、ネット上には反響が続々。

喜ぶ声が多かったが、中には「保険として成り立つと思えない」「不妊と判明する前に加入する人がどれだけいるか…」など疑問視する声もあった。

不妊治療費用が夫婦の負担に

日本では不妊治療は公的保険の対象外。自治体による助成はあるが、不妊治療をカバーする医療保険もなく、不妊治療に費やす負担は大きい。

日本で不妊治療を受ける夫婦が支払う金額はおおむね130万円以上で、中には1000万円を費やす人もいるという。

不妊治療が「社会保険」の対象になっている国も

海外の不妊治療事情はどうなっているのだろうか?

スペインでは不妊治療は一部を除き、公的病院では40歳未満まで無料。

フランスでは不妊は「疾病」として扱われ43歳まで国の社会保険の対象。男女そろって検査を受けることや年齢制限を設け、若い時期に集中して費用を負担し効果的に治療が進められている。

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