「良かった…」2015年の“経常収支”黒字幅の拡大に喜びの声

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「財務省」資料

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国際収支の黒字幅が大きく拡大したと発表され、注目が集まっている。

16兆6413億円の黒字

財務省は8日、2015年の国際収支状況(速報)の概要を発表。

それによると、経常収支は16兆6413億円。5年ぶりに前年を上回る黒字額となり、2011年の東日本大震災前の水準に近付いた。

海外からの「配当」や「利子」が大幅増

2015年の経常収支の内訳は以下のとおり。

  • 貿易収支 ▲6434億円(前年比9兆7582億円増)
  • サービス収支 ▲1兆5628億円(前年比1兆5173億円増)
  • 第一次所得収支 20兆7767億円(前年比2兆6563億円増)
  • 第二次所得収支 ▲1兆9292億円(前年比637億円増)

海外から受け取る配当や利子など「第一次所得収支」が過去最大の黒字となった。

「原油安」が寄与

2011年に東日本大震災で原発が停止して以来、原油輸入量の増加や原油価格の上昇で貿易収支は赤字が続いているが、昨今の「原油安」により赤字幅は縮小。

貿易収支は前年より9兆7582億円増え、赤字額は▲6434億円まで縮小した。

「旅行収支」が53年ぶりの黒字に

また訪日外国人の増加により「旅行収支」は1兆1217億円と53年ぶりの黒字に。

2015年に日本を訪れた外国人の数は1973万7千人。前年比47.1%と1967年以降最大の伸び率となり、45年ぶりに海外へ出る日本人の数を上回った。

「観光庁」HP

「観光庁」HP

訪日外国人の消費額も伸びており、2015年は3兆4771億円に。前年比71.5%増となり、初めて3兆円を突破した。

ネット上には「いいニュース」と言う声

経常収支の黒字額が東日本大震災前の水準に近付いたことを受けて、ネット上には反響が続々。

  • いいニュース
  • ひとまず良かったよかった
  • 日本経済の強さを見せる内容
  • すばらしい
  • なぜ消費は上向かず景気は冷え切ったままなのか?
  • 日本人は冷え込んでる。下に落ちてこない

景気回復を実感できていないと嘆く声も見られたが、喜ぶ声が複数投稿されていた。

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