「怖い…」デートDVでの暴力、被害者は“男子生徒”の方が多いと判明し嘆きの声

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「政府広報オンライン」

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暴力などの「デートDV」被害を受けた経験がある割合は女子生徒より男子生徒のほうが高いという調査結果に、衝撃が広がっている。

大阪府の中高生1000人に調査

毎日新聞が、大阪府の中高生1000人を対象とした「デートDV」の調査結果を報じた。

それによると、交際相手からの暴言や暴力、LINEチェックやお金の要求といったDV被害を受けたと答えた生徒の割合は、女子生徒よりも男子生徒のほうが高かったという。

デートDVとは?

「デートDV」とは恋人同士の間で起こる暴力。

殴る蹴るだけの暴力だけでなく、どなる、おどす、交友関係を細かくチェックして行動を制限するなど、相手を思い通りに支配しようとする行為も含まれる。

交際相手からの暴力、男子は女子の倍?

報道によると、交際相手から「暴力をうけた」と回答した生徒の割合は女子生徒は12%なのに対して男子生徒は30%以上。

「暴力を嫌だと言えない」「下着姿や裸の画像を求められる断れない」と答えた割合も男子生徒の方が高かった。

大阪のNPO法人が昨年行った調査では、「恋人の性的要求に応えるべき」と考えている割合も、中・高・大学生すべてで男子生徒が女子生徒を上回っていたという。

ネット上には「納得」という声

デートDVの被害者が男子生徒の方が多いという調査結果を受けて、ネット上には反響が殺到。

「情けない」と嘆く声もあったが、「確かに」と調査結果に納得する声も見られた。

夫婦間のDVでも男性被害者が拡大

DV被害を受けている男性は、夫婦間でも増加している。

警察庁の資料によると、配偶者から暴力を受けた被害者に占める男性の割合は2010年には約2.4%だったのが2014年には約10.1%に拡大。

DV被害の相談件数は、女性からの相談は約10年で1.4倍に増えたのに対し、男性からの相談は4.1倍に増加している。

男性へのDV支援は未整備

男性のDV被害が拡大している一方で、男性に対するDV支援は未整備なままだ。

DV被害の相談を受けるある弁護士は、「男のプライド」や「男性向けDV相談窓口の未整備」などで多くの被害男性が交際相手や配偶者からのDVに声をあげられない状態にいると指摘。

ネット上にも次のような声が投稿されていた。

男性もDV被害の相談をしやすい体制づくりや支援の整備が課題だ。

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