8年ぶりに“正社員”が増加!ネット上には「次は賃金への波及」という声

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総務省「労働力調査」

総務省「労働力調査」

8年ぶりに「正社員」数が増加に転じた。

2015年の労働力調査

総務省は16日、2015年労働力調査(速報)を発表した。それによると、2015年平均の雇用者(役員を除く)は5284万人で、その内訳は次のとおり。

  • 正社員 3304万人(前年より26万人増)
  • 非正規 1980万人(前年より18万人増)

正社員・非正社員ともに前年より増加した。

正社員、増加数で非正規を上回る

正社員数が前年より増加するのは8年ぶり。また、正社員の増加数が非正社員の増加数を上回るのは21年ぶりだという。

「総務省」資料

「総務省」資料

雇用者(役員を除く)に占める非正規の割合は平均37.5%(前年比0.1%増)。

65歳以上では非正規の割合が74.2%と前年より1.1%上昇したが、64歳以下では前年並みもしくは割合が低くなっている。

女性雇用者が大幅増

雇用者を性別で見ると、男性は正社員2261万人(前年より2万人増)、非正規643万人(4万人増)なのに対し、女性は正社員1042万人(23万人増)で非正規1345万人(13万人増)。

女性の新たな就労や、パートなどとして働いていた女性が正社員に転換するといったケースが増加しているようだ。

ネット上には「やっと」という声

8年ぶりに正社員数が増加に転じたという発表を受けて、ネット上には反響が続々。

  • やっとか
  • これはいいニュース
  • 人手不足でいい人材を確保することが経営課題になっている証拠
  • 次は賃金への波及ですね
  • あとは給与と消費面か
  • 社員を増やしながら賃金を上げるのはなかなか厳しい
  • 名ばかり正社員の増加でない事を祈る

喜ぶ声がある一方で、賃金や消費の伸び悩みをなどを懸念する声もみられた。

配偶者が世帯収入をカバー?

雇用は改善しているが、賃金や消費は未だ低迷している。

総務省の家計調査によると、2015年の2人以上世帯の実収入は前年より0.1%増となっているが、世帯主収入は名目増減率で前年より0.4%減っている。

配偶者収入の増加分などが世帯の収入をカバーしている状況だ。

消費の低迷も深刻で、2015年の消費支出は実質2.3%減と2年連続での減少となった。

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