グーグルグラスに続き、東芝の「メガネ型ウェアラブル端末」も発売中止に

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「東芝」プレスリリース

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東芝がメガネ型ウェアラブル端末の発売を中止すると発表し、衝撃が広がっている。

開発・発売を中止

東芝は22日、メガネ型ウェアラブル端末「Wearvue<ウェアビュー>TG-1」の開発・発売を中止すると発表した。

事業ポートフォリオ及び事業運営体制の見直しの一環として決定したという。

業務効率化を狙ったメガネ型ウェアラブル

発売中止となった「Wearvue<ウェアビュー>TG-1」は、作業手順やチェックリストをレンズ越しに表示させてハンズフリーでの作業を可能にする企業向けのメガネ型ウェアラブル端末。

「東芝」プレスリリース

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作業効率の向上だけでなく、エンターテインメント会場で字幕や解説などを表示させるといった使い方も想定。

2月29日の出荷開始を予定しており、既に先行予約も受注していた。

ネット上には「もったいない」という声

東芝のメガネ型ウェアラブル端末の発売中止を受けて、ネット上には反響が殺到。

  • 販売開始予定日の一週間前に販売中止だなんて
  • 残念すぎる
  • 勿体ない
  • 実験的な取組みとしては評価していただけに残念
  • 開発に携わってた方々が気の毒すぎる
  • これ系ダメはなのか

中には「賢明な判断」「歩きながらのウェアラブル端末は危険」といった意見もあったが、残念という声が複数投稿されていた。

複数のメーカーが開発に着手

現在、複数のメーカーがメガネ型ウェアラブル端末の開発に取り組んでいる。実際に発売されたケースも複数あるが、普及には至っていない。

米グーグルは昨年1月、2013年から販売してきたメガネ型ウェアラブル端末「グーグルグラス」の販売中止を発表した。

プライバシーや安全の問題が指摘されたためだという。

プライバシーへの対処などが課題

総務省は、メガネ型ウェアラブル端末には「バッテリー」という技術的面と「プライバシーへの配慮」という社会的側面の課題があると指摘している。

カメラが搭載されているメガネ型ウェアラブル端末は、相手に知らせずに写真等を撮影できることからプライバシー侵害を心配する声が多い。

ウェラブル端末で盗撮・追跡される不安を調査したところ、半数を超える人が「不安・やや不安」と回答した。

「総務省」HP

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また、画像や音声、位置情報データや顔認証機能を搭載した場合に、個人の行動情報やプライバシーに関するデータの取得が簡単になることも懸念されている。

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