展示面積2万4千平方メートル…東京都が「ビッグサイト」代替施設を設置へ

2016年02月24日 11時43分

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flickr_salchu
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東京ビッグサイトの代替施設が設けられると分かり、注目が集まっている。

東京テレポート駅付近に仮設展示場?

東京都は23日、東京オリンピック・パラリンピックで一般向けに使えなくなる東京ビッグサイトの代替施設として、仮設施設を設ける方針を明らかにした。

2019年4月からの1年間、東京テレポート駅近くに仮設展示場を設けるという。

東京ビッグサイトが使用不可に

東京ビッグサイトは展示面積8万平方メートルの国内最大級の展示場で、東京モーターショーやコミケなど毎年約9万の企業が約300本の展示会を開催していた。

しかし、東京オリンピック開催に伴って施設の大部分がメディア施設として利用される計画案が出され、2019年4月以降、約5万平方メートルの展示面積が使えなくなることになった。

日本展示協会が署名活動

日本展示協会は、ビッグサイトが使えなくなると約500本の展示会に影響し、約4兆円の売上が消滅するおそれがあるとして、メディア施設を他の適切な場所に新設することを要望。

メディア施設を東京ビッグサイト近くの防災公園に新設する案などを提示し、署名活動を行っている。

拡張棟と合わせて展示面積をカバー?

東京都が新設する方針の代替施設は、江東区の東京テレポート駅近くにある現在駐車場として使われている都有地に設けられる予定。

代替施設の展示スペースは2万4千平方メートル程度だが、建設が予定されているビッグサイトの拡張棟(2万平方メートル)と合わせると、ビッグサイトで使用不可となる展示面積の大部分をカバーできる見通しだ。

ネット上には「コミケは厳しいのでは…」という声

仮設展示場を設けるという都の方針を受けて、ネット上には反響が続々。

「朗報」「ひとまず安心」など喜ぶ声がある一方で、「ぜんぜん足りない」「コミケは厳しいのでは…」など不満や懸念の声も複数よせられていた。

他国は「展示会」を優先

また、「新設した施設をプレスセンターにしたほうがいいのでは?」という声も多くみられた。オリンピック開催時、他の国はどのように対応していたのだろうか?

日本展示協会によると、北京とロンドン、リオ・デ・ジャネイロで開催された過去3回のオリンピックでは、各国は「全ての展示会を例年通り開催する」という方針を掲げ、メディアセンターを新設した。

ロンドン・オリンピックではロンドン市内の大規模展示場がオリンピックに使用されることになったが、行政などがIOCに強く働きかけ、展示会場をオリンピックで使用する期間を短縮し、一つの展示会も中止されなかったという。

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