大学生の45.2%が「読書時間ゼロ」と判明し、衝撃が広がる

Text by

  • 0
123RF

123RF

大学生の45%が全く本を読んでいないと分かり、衝撃が広がっている。

45.2%が「全く読書をしない」と回答

全国大学生活協同組合連合会が、昨年10~11月に実施した大学生の生活実態調査の結果を発表した。

それによると、1日の読書時間は「0分」と回答した学生が45.2%にのぼったという。

平均読書時間は28.8分

1日の読書時間は以下のとおり。

  • 0分 45.2%(前年比4.3%増)
  • 30分未満 10.6%(前年と同じ)
  • 30分以上60分未満 23.3%(前年比2.3%減)
  • 60分以上 20%(前年比1.1%減)

最も多かったのが読書時間「0分」という回答。

読書時間が0分と回答した学生の割合は、2013年から3年連続で増えている。

ネット上の反応は賛否両論

大学生の45.2%が1日に全く本を読んでいないという調査結果を受けて、ネット上には多くの反響がよせられている。

驚き嘆く声も多いが。

  • 衝撃すぎる…
  • これは少し酷くないか?
  • 大丈夫なのか?日本人
  • 読書もしない人間に、選挙権興味持たれてもな…
  • 本当に心配です

「一概に悪いとは言えないのでは?」と言った声も。

  • わざわざ本を買ってまで読む必要性が薄くなってんじゃないかな?
  • コンテンツが広がったからね
  • 紙媒体の情報系娯楽が衰退するのは当たり前
  • 必要ないのに読む奴は、意識高い系の馬鹿か、時間効率の悪い人間
  • 別に本なんか読まなくたって社会で通用する
  • 「読書」という概念自体が古くなってきているのかもしれない
  • 紙の本だけでなく情報収取行動全体を調べるべきではないか?

「ネットも含めたら文字に触れる時間は増えているのでは?」という指摘が複数みられた。

スマホ利用は平均2時間35分

大学生の1日のスマホ利用時間は平均で155.9分。男子は1日平均148.6分、女子は1日平均164.7分スマホを利用している。

総務省の調査によると、大学生がパソコンでほぼ毎日利用するサービスで最も多いのは「ネット動画の視聴」(39.1%)。次いで「HP・ブログ閲覧」(37.2%)「ニュース閲覧」(36.6%)だという。

新聞を読まない学生も増加

インターネットを利用する学生の割合が増加しているのに伴って、新聞やテレビ、ラジオの利用割合は減少傾向にある。

「慶応義塾大学メディア・コミュニケーション研究所」資料

「慶応義塾大学メディア・コミュニケーション研究所」資料

首都圏の大学生を対象に行われたメディア利用動向調査によると、新聞をほとんど読まないという学生の数は2001年は26.6%だったが、2012年度には52.1%まで増加した。

「自分を伸ばす」意識が低い?

日本の大学生の生活や意識は、海外の学生と比較するとどのような特徴があるのだろうか?

内閣府が「学校に通うことの意義」について日本の若者に調査したところ、次のような結果に。

  • 友情をはぐくむ 75.9%
  • 一般的・基礎的知識を身に付ける 75.2%
  • 自由な時間を楽しむ 74.3%
  • 学歴や資格を得る 69.5%
  • 専門的な知識を身に付ける 64.1%
  • 自分の才能を伸ばす 62%
  • 先生の人柄や生き方から学ぶ 58.2%
  • 仕事に必要な技術や能力を身に付ける 55.5%

「自分の才能を伸ばす」ことに意義があると回答した者の割合は、韓国68.9%、アメリカ82.3%、英国82.4%、ドイツ89.6%、フランス89.4%、スウェーデン85.4%に対し、日本は62%。

また、「知識や技術、能力を身に付ける」「資格を得る」ことに意義があるとと回答した者の割合も、米国やフランスなど海外の国と比べて低かった。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking