払い戻し不可…ジブリ美術館チケットの“記名式”への変更に戸惑いの声

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flickr_Kentaro Ohno

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「ジブリ美術館」の入場チケットが記名式になる。

7月入場分から

三鷹の森ジブリ美術館は1日、2016年7月入場分(6月10日発売分)のチケットから仕様等を改定すると発表した。

チケットに購入者の名前が印字されるという。

入口で「本人確認」も

発表によると、7月入場分からチケットを購入者の名前が印字された「記名式」チケットに変更。

美術館入口で本人確認を行う場合もあるとして、身分証明書(免許証、保険証、学生証、パスポート、マイナンバーカードのいずれか)を持参することと、同行者は一緒に入場するように協力を呼びかけている。

券面に記載された本人が来場していない場合は、入場を断ることもあるという。

転売対策か?

チケットを記名式に変更するのは、転売対策が狙いだとみられる。

ジブリ美術館はチケットの営利目的での転売を固く断ると公言しているが、チケットの転売は後を絶たない。

昨年4月には転売目的で同美術館の入場引換券を購入した中国籍の男性が警視庁に逮捕された。男は土日の入場券を約100枚購入して転売し、月に5~6万円の利益を得ていたという。

広がる転売対策

転売ビジネス市場の拡大を受けて、さまざまな企業が対策を実施している。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは昨年10月、転売目的で買い占められたチケットの総額が約10億円にのぼるとみられるとして、転売禁止を徹底すると発表。1ヶ月でおよそ5000枚のチケットを無効処理した。

ももクロ」ドームツアーは、会員先行受付分を「顔認証入場」に。プレイガイド当選者は公演当日、引換券と写真付きの公的身分証明書で本人認証後にチケットを発券している。

GLAYファンクラブはホームページでオークションに出品されたり定価以上で転売されているチケットの座席番号を公開。転売を行った会員は除名し、永久的にファンクラブへの入会を禁止したという。

「行けなくなったらどうすれば…」という声も

ジブリ美術館のチケットが記名式になることを受けて、ネット上には多くの反響がよせられている。

  • 凄いね!只単に売れりゃいい…ってのと訳が違う
  • 最近のチケット転売はえげつないものがあるもんね…
  • チケット転売屋はホントに迷惑
  • 北斗星やカシオペア等人気列車でやってほしかった
  • 行けなくなったらどうしたらいいんだろう
  • 当日具合悪くなることザラなんで、もう怖くてチケットとれねー
  • どうしても行けなくなった場合の救済策が無ければ、片手落ち

喜ぶ声がある一方で、「急にいけなくなった場合にはどうしたらいいのか…」と心配する声もあった。

発券後はキャンセルや変更不可

ジブリ美術館のチケットは日時指定の完全予約制。

販売は1ヶ月ごとで、毎月10日に翌1ヶ月分のチケットが発売される。チケットの購入上限は1人6枚までで、購入は全国のローソンで行う。

同美術館のホームページには、一度発券したチケットの払い戻しや日時変更はできないと書かれている。

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