働く女性のセクハラ経験は28.7%、マタハラ経験は21.4%と判明

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「労働政策研究・研修機構」Press Release

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「セクハラ実態調査」の結果が発表された。

「セクハラ」と「マタハラ」の実態調査

労働政策研究・研修機構は1日、昨年実施した「マタハラ・セクハラに関する実態調査」の結果を発表した。

働く女性のセクハラ経験率は28.7%、マタハラ経験率は21.4%だという。

正社員では34.7%がセクハラ経験

調査は25~44歳の女性雇用労働者および就業経験のある女性を対象に昨年9月~10月に実施された。

調査の結果、セクシャルハラスメント(セクハラ)を経験したのは28.7%。

  • 正社員 34.7%
  • 契約社員 24.6%
  • パートタイマー 17.8%
  • 派遣労働者 20.9%

セクハラを経験した割合は正社員が最も高く、また、企業規模が大きいほど高くなる傾向がみられた。

「性的関係を求められた」が1割以上

受けたセクハラ被害の内容についての質問で最も多かったのは、「容姿や年齢・身体的特徴を話題にされた」(53.9%)。

次いで「不必要に体に触られた」(40.1%)、「性的な話・質問をされた」(38.2%)、「お酌やデュエットを要求されたり、席を指定された」(35.2%)。

「性的関係を求められた、迫られた」という回答も16.8%あった。

被害者の6割超はガマン

セクハラを受けた時の対応で最も多かったのが「我慢した」という回答(63.4%)。

会社の窓口や担当者、上司等に相談したという回答もあったが、「注意が行われた」のは36.4%のみ。22.7%は何も対応が行われず、5.7%は逆に嫌がらせを受け、3.6%は解雇などの不当な扱いを受けたという。

ネット上には「そんなに低いわけがない」という声

女性のおよそ3割がセクハラ被害を経験しているという調査結果を受けて、ネット上には反響が続々。

  • そんなに低い訳がない!
  • 3割なんて絶対うそ!私も職場の上司と取引先から受けています
  • こんなに少ない?もっといるんじゃ…
  • ほぼ100%かと思っていた。今までどこの会社でもあった
  • 男でも有るよ。しかも同性の上司から
  • 男性に対するセクハラはなんで調査されないんでしょうか

「こんなものではないのでは…」という声が多く投稿されていた。また、男性のセクハラ被害も調査すべきだという指摘も複数よせられている。

マタハラ経験率は「派遣」が突出

セクハラ経験率は正社員が最も高かったが、妊娠を理由とする不利益な取り扱い、いわゆる「マタハラ」を経験した割合は、正社員22.3%に対して派遣社員は45.3%と、派遣社員が突出している。

マタハラ被害で最も多かったのは「やめたら?」「迷惑」などの発言(47%)。派遣社員では次いで「派遣契約の打ち切りや交代」(24.7%)を受けたという回答が多かった。

育児休業取得者の割合は正社員74.2%対し、パートは24.8%、派遣社員は21.3%となっている。

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