宇都宮市議会が、議会の欠席理由に「立ち合い出産」を追加へ

Text by

  • 0
123RF

123RF

宇都宮市議会が「立ち合い出産」での欠席を認めるように会議規則を変更するという。

「出産立ち合い」を欠席理由へ

宇都宮市議会は1日、会議規則の欠席・遅参届け理由に「配偶者の出産時の立会いや出産の補助」を加えることで一致した。

配偶者の出産立ち合いによる議会欠席が認められる見通しだ。

議長の申し出を受けて

同市議会の会議規則には「出産のため出席できない時はあらかじめ欠席届を提出」と記されているが、立ち合い出産に関する記載はなく、これまで配偶者の立ち合い出産を理由とした欠席もなかった。

しかし1日、議長が次のように申し出。

4日が妻の出産予定の日になっている。職を本来全うすべきだが、出産の立ち会いと補助のため本会議を欠席したい

この申し出を受けて、出産立ち合いのための欠席が認められるように規則を変更してはどうかという案が浮上。各会派が賛同したという。

ネット上には「当然」という声

立ち合い出産を議会欠席の理由として認めるという宇都宮市議会の方針に、ネット上には多くの反響がよせられている。

  • 賛成!
  • 良い判断
  • 母子の生死に関わる事やから休んでも当然
  • 出産の大変さ介助することの大変さを体験して政策に活かしてほしい
  • 海外での謎の視察より有意義な体験
  • 民間企業でも父親の出産立ち会いが当たり前の社会をつくりましょう

評価する声が複数投稿されていた。

50%超が立ち合い出産

近年、立ち合い出産が増加している。2013年の調査によると、分娩室での立ち合い状況は次のとおり。

  • 夫 53%
  • 親 12%
  • その他 5%
  • 誰もいない 41%

夫の立ち合いは、2006年に行われた前回調査からの7年間で14%増えた。

育児への移行がスムーズに

立ち合い出産には「産婦の精神的安定」や「生命誕生の感動を共有」「夫が父親になることを自覚し、育児へスムーズに移行できる」などのメリットがあるという。

また、分娩中の立ち合いにより帝王切開や吸引分娩の頻度が減少し、自然経膣分娩が増え、鎮静剤の使用頻度が減ったという臨床結果も国内外で報告されている。

海外では「父親休暇」の制度化も

日本では出産時の父親の休暇は企業によってまちまちだが、海外には妻の出産に伴う「父親休暇」を制度化している国も。

フランスとスウェーデンでは出産後11日間、イギリスでは1~2週間の父親休業が制度化されている。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking