新国立の「聖火台」置き場が問題に…期間中に移設させた例も

Text by

  • 0
123RF

123RF

新国立競技場内に聖火台を置けないかもしれないと分かり、衝撃が広がっている。

検討チームを発足

東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は3日、聖火台の置き場を検討するチームを発足することを明らかにした。

スタジアム内には消防法上の問題で聖火台を設置できないかもしれないという。

木材に着火する危険が

聖火台の置き場所について、国際オリンピック委員会は「原則としてスタジアム内の全ての観客から見える場所」と定め「外からも見えるような可能な限り目立つ場所」への設置を求めている。

しかし、計画されている新競技場は木材が使用されているため、競技場内への設置は消防法上の問題が生じる可能性が。直接火があたらなくても、煙で木材が着火する危険性もあるという。

競技場内への設置は想定していなかった?

ある幹部は、聖火台について次のようにコメント。

組織委から聞き取った要望の中に、聖火台を競技場内に置くという話はなく、(白紙撤回後の)公募時にも設置場所は想定しなかった

白紙となったザハ氏案でも、聖火台はスタジアム外に置くことが検討されていたという。

ネット上に反響が殺到

新国立競技場内に聖火台が設置できないかもしれない事態を受けて、ネット上には反響が殺到。

「呆れた」という声が多く投稿されている。

一方で「スタジアム内に設置する必要はないのでは…」という声も。

「聖火台を外に設置して、プロジェクションマッピングで映す案」や「途中で移設する案」などが寄せられている。

ロンドン五輪では聖火台を移設

実は、聖火台がオリンピック期間中に移設された例は過去にある。

2012年7月27日~8月12日までに開催されたロンドンオリンピックでは、開会式の時にはスタジアム中央にあった聖火台が、開会式終了後に観客席の横に移設された。

聖火は29日にいったんランタンに移され、30日に新しい聖火台に点火。スタジアム中央にあった聖火台は撤去された。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking