消費者庁が“マルチ大手”を処分へ?ネット上には「一掃して…」という声

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「消費者庁」HP

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マルチ取引大手に一部業務停止が命じられる見通しだ。

消費者庁が一部業務停止を命じる方針

朝日新聞は8日、消費者庁が水素水などを販売するマルチ業界の大手会社に一部業務停止を命じる方針を固めたと報じた。

事実に基づかない説明や虚偽の説明、強引な勧誘などを行っていたという。

マルチ商法とは?

「マルチ商法」とは、商品やサービスを契約した人が、次はその人が新たな買い手や会員を探し出してピラミッド式に拡大させていく商法。

「消費者庁」資料

「消費者庁」資料

消費者庁は「マルチ商法」について、借金が残って被害者となるだけでなく、自らが勧誘・販売を行うことで加害者になって被害を拡大させたり、非常に問題の起こりやすい取引形態だと説明。

国民生活センターによると、マルチ取引に関する相談は2010~2014年は年間1万件以上、2015年も調査時点で8336件(前年同期8818件)あったという。

2015年の売上216億円

報道によると、同社は「水素水」や「健康食品」についてネットワークビジネスを中心とした訪問販売を展開しており、2015年の売上は216億円とマルチ業会7位。

以降国民生活センターには2009年以降、同社に関する相談が毎年200件前後よせられており、消費者庁は昨年4月に特定商取引法に基づいて同社に立ち入り検査を実施。

同社は昨年5月から「新規会員獲得の勧誘活動禁止」等を決め、自粛期間中に勧誘を行った会員は資格剥奪など厳しく処分する方針を示していた。

しかし、消費者庁は改善されているとは言い難いと判断し、処分に踏み切る方針を固めたという。

ネット上には「どんどん取り締まって」という声

消費者庁がマルチ大手に一部業務停止を命じる方針を固めたという報道を受けて、ネット上には反響が殺到。

  • やっとか
  • 対応が遅すぎる。ここまで目立つ前に先手を打って欲しかった
  • え?ここだけ?
  • 氷山の一角?
  • この上にまだ6社もあるんだ…
  • ネズミ講ではないから違法ではないが、悩ましい
  • これを機に一掃してくれると有り難い
  • どんどん取り締まって然るべき

どんどん取り締まってほしいという声が複数投稿されている。

消費者庁「毅然と断ること」を呼びかけ

マルチ商法の被害にあわないためには、どうしたらいいのだろうか?

消費者庁は全国消費者生活情報ネットワークに入力された相談内容を分析し、次の5つのポイントを紹介している。

  • 身近な人からの勧誘でも、毅然と断ること
  • 甘い言葉を信じて、契約のために甘い見通しで借金しないこと
  • 勧誘を安易に信じず、十分に確認すること
  • 家族や友人などの様子に不審点があれば、相談に乗る
  • 早めに消費者生活センターへ相談

断りにくい状況に陥ってあいまいな態度を取り続けると被害にあい、結果的に人間関係も損なわれることもあるので、毅然と断ったほうがいいという。

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