「内政干渉…」国連委の“皇室典範”見直し要求に、批判が殺到

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「宮内庁」HP

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国連が「皇室典範」の見直しを求めていたことが分かり、物議となっている。

日本政府の抗議で削除

国連の女子差別撤廃委員会が公表した日本の女性差別に関する最終見解の当初案に、「男系男子による皇位継承を定めた日本の皇室典範は女性差別にあたる」として見なおしを求める内容が盛り込まれていた事が分かった。

日本政府からの抗議を受けて、最終的に記述は報告書から削除されたという。

ネット上には「ローマ法王は?」という声

報告書に皇室典範の改正を求める内容が盛り込まれていたことを受けて、ネット上には反響が殺到。

他にも「余計なお世話」「同じことをローマ法王庁に言えるのか?」など、批判の声が続々と投稿されていた。

憲法に「皇室典範により継承」と記載

皇室典範の第一章には「皇位継承」について次のように記載。

皇位は,皇統に属する男系の男子たる皇族が,これを継承する

また、憲法第1章第2条には「皇位は世襲のものである」として「皇室典範の定めるところにより、これを継承する」と記されている。

明治22年に「皇位継承資格」を明文化

なぜ、継承は「男系男子」に限定されているのだろうか?

推古天皇や持統天皇など、奈良時代以前および江戸時代には10代8方の男系女子の女性天皇が存在した。

しかし明治22年、皇室典範に皇位継承のルールが明文で規定され、皇位継承資格は「男系男子」に限定された。

「男系男子に限定した理由」は?

皇位継承資格を「男系男子」に限定したのは、次のような理由から。

  • 男性尊重の国民感情、社会習慣があること
  • 女性天皇は、我が国の歴史・伝統に沿わないこと
  • 政治的権能との関係で問題があること
  • 皇位継承権の確保で問題がないこと
  • 皇位継承制度は諸外国の例によるべきものでないこと

当時、「男性を女性よりも尊重する旧慣はとるべきではない」「歴史上、女性天皇の例がある」などとして、女性の皇位継承を可能としてはどうかという議論もあった。

しかし「女系を認めない以上、女性天皇の子孫が皇位を継承することは不可能」「歴史上の女性天皇は臨時・中継ぎの存在だったと考えられる」「根本な研究が必要」などの理由で、男系男子に限定されたという。

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