自動更新を廃止へ…KDDI社長が「2年縛り」を見直すと明言

2016年03月11日 11時32分

2016年03月11日 11時35分

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auで「2年縛り」の「自動更新」が来年にもなくなる見通しだ。

来年にも「自動更新」廃止の方針

産経新聞によると、KDDIの田中孝司社長が10日、「2年縛り」を見直して「自動更新」制度を廃止する方針を明らかにしたという。

実施時期について田中社長は「来年度のできるだけ早い時期」とコメント。

NTTドコモやソフトバンクも追随するとみられるという。

2年契約が自動で更新に

「2年縛り」とは、2年契約を条件に基本使用料などが割り引かれるプラン。

2年の契約期間が満了後の更新月(1ヶ月)には無料で解約できるが、契約が「自動更新」されるため、それ以外の月に解約するには違約金を払う必要がある。

総務省が改善を要求

総務省は「自動更新」について「利用者が意図しないまま更新されているとの苦情・相談が多い」と指摘し、更新月の延長や通知などを提言していた。

政府の要請を受けて、携帯大手三社は見直しを検討。

「ドコモ」は今月8日、違約金のかからない更新月を「1ヶ月間」から「2ヶ月間」に延長することを発表した。

7割が「値下げ」より「2年縛り撤廃」を希望

2年に1回の更新月以外の解約に違約金が必要となる「2年縛り」に不満を持つユーザーは多い。

今年2月にジャストシステムが実施した調査によると、スマホユーザーの7割が「料金値下げ」より「2年縛り撤廃」を希望していると回答。

また、8割以上が「自動更新」を事前に通知してほしいと答えた。

ネット上には「遅い」という声も

KDDIが「2年縛り」を見直して「自動更新」を廃止する方針だと明言したことを受けて、ネット上には多くの反響がよせられている。

「やっと…」「嬉しい」など喜ぶ声が多いが、「今更」「遅い」という指摘もあった。

格安SIMへの乗り換えが拡大

携帯大手3社からMVNOの格安スマホに乗り換える流れが広がっている。

「総務省」資料

「総務省」資料

2015年9月末時点のMVNO回線契約数は前年比88.9%増の3642万回線。2015年度末には確実に4000万回線を突破するとみられている。

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