どこまで増加?福島原発事故の「国民負担」が5年で3兆4千億円超に

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福島原発事故に関する国民負担が確定分だけで3兆4千億円を超えると報じられ、衝撃が広がっている。

今後も増え続ける見通し

時事通信は11日、「福島第1原発事故」が発生してからの5年間で、賠償や除染などで国民が負担した額が、確定しているだけで3兆4613億円を超えることがわかったと報じた。

負担内訳は「電気料金への上乗せ」3270億円や「政府支出」1兆2144億円、除染費等に充てられた「東電株の売却益やエネ特の支出」1兆6889億円など。

なお、今後も増え続ける見通しで、総額は見通せない状況だという。

ネット上には怒りや不安の声

国民の負担額が確定分だけで3兆4千億円を超えるという報道を受けて、ネット上には反響が殺到。

  • 原発って、安くて安全でクリーンな発電所じゃなかったの!?
  • コスト高いだろ!
  • 利益が出ていたときは東電が利益を得て、後始末は国民負担
  • まだまだ序の口ですよね。天井知らず
  • 今後どんどん増えていくやろ。腹立たしい
  • 私の生きているうちに終わるのだろうか…

怒りの声や「今後どれほどの時間とお金がかかるのか…」と心配する声が投稿されている。

損害額を加えると「火力」より高コスト?

ネット上には「原発って本当に低コストな発電なの?」という疑問の声もよせられていた。

NHKは2014年、福島原発による損害額の最新の見通しを合わせると11兆円を超えるという数字を明らかに。

ある教授は、その11兆円を原発発電コストに加えると、原発の発電コストは1キロワットあたり11.4円となり、石炭火力の10.3円、液化天然ガス火力の10.9円より高コストとなると指摘している。

国民負担は「11兆円」になるという試算も

また、フィナンシャルタイムズは、福島第1原発による日本国民の負担は約11兆4000億円になるという試算を発表。

福島第1原発事故でこれまでにかかったとされる費用13兆3000億円のうち、株主が負担することになるのは2割として、残りは納税者が負担することになると試算している。

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