愛知で“ジカ熱”確認…厚労省「感染拡大リスクは低い」とメッセージ

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「厚生労働省」報道発表資料

「厚生労働省」報道発表資料

国内で2例目となる「ジカ熱」患者が確認されたと発表され、衝撃が広がっている。

ブラジルから帰国した30代女性

厚生労働省は11日、「ジカウイルス感染患者」が発生したと発表した。

感染が確認されたのは、愛知県の30代女性。

女性はブラジルに2週間程滞在して2月22日に帰国。発疹や発熱、関節痛などの症状が出て3月10日に医療機関を受診。

現在は既に解熱しており、自宅で療養中だという。

厚労省「現在は蚊の活動期ではない」

今回の中南米におけるジカ熱流行後に、日本でジカ熱患者が発生したのは2例目。厚生労働省は「国民の皆様へ」として、次のようなメッセージを発表した。

ジカウイルス感染症は、一般に蚊に刺されることによって感染する疾患です。現在、国内は蚊の活動期ではないため、国内で感染が拡大するリスクは極めて低くなっています。

流行地域へ渡航する際は蚊に刺されないように注意し、妊婦は流行地域への渡航は控えるように呼びかけ。

また、性交渉による感染リスクも指摘されているとして、性行為の際にコンドームを使うようにと話している。

ネット上には「怖い」という声が続々

国内2例目のジカ熱が確認されたという発表を受けて、ネット上には反響が殺到。

「蚊の季節はすぐ来る」など不安を訴える声が続々と投稿されていた。

5月中旬には「蚊」が活動期に

ジカ熱を媒介する蚊の活動期は、いつ頃から始まるのだろうか?

厚生労働省によると、ジカウイルスを媒介する「ヒトスジシマカ」の日本での活動時期は、おおむね5月中旬~10月下旬頃までだという。

「デング熱」と同程度の感染力

東京大学の研究チームによると、ジカ熱の感染力は「デング熱」と同程度。

日本では2014年夏、同じく蚊が媒介する病気「デング熱」が東京を中心に流行。約160名の感染者が発生した。

研究チームはワクチンが開発されて人口の8割が接種すれば大流行は抑えられるとしているが、ワクチン開発には少なくとも3年必要だと専門家が警告している。

どうやって「蚊」に注意すれば?

厚生労働省は「蚊にさされないように注意」と言っているが、どのように気を付けたらいいのだろうか?

ジカウィルスを媒介する蚊のうち、ヒトスジシマカは日中の屋外で活発に活動。一方で、ネッタイシマカは屋内で活動する。

そのため、屋内・屋外共に長袖・長ズボンを着用するなど服装に留意。また、厚労省は忌避剤の使用も推奨すると説明している。

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