北陸新幹線の客室が“常時録画”へ…ネット上には「嫌」という声も

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flickr_Cheng-en Cheng

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JRが「北陸新幹線」の客室内の防犯カメラで「常時録画」を始めると発表し、注目が集まっている。

3月15日から順次

JR西日本とJR東日本は14日、北陸新幹線の客室内に設置している防犯カメラの「常時録画」を開始すると発表した。

JR西日本の「W7系」は、3月15日から順次常時録画を始め、4月末までにすべての編成で常時録画を開始。

JR東日本の「E7系」は3月23日から順次、常時録画に。E5系とE6系も4月中旬から客室内の常時録画を始めるという。

セキュリティ向上のため

北陸新幹線内の防犯カメラは現在、デッキ部分に設置されているものは常時録画しているが、客室内カメラは「SOSボタン」が押された時にだけ録画されていた。

今回、セキュリティ向上を図るために、客室内も常時録画に。

常時録画に変更した防犯カメラには、乗客への周知のために「ステッカー」を掲出するという。

昨年発生した「放火事件」がきっかけ

昨年に新幹線内で放火事件が発生したのをきっかけに、JR各社は車内の防犯体制の強化に乗り出している。

JR東海は昨年7月、「東海道新幹線」「山陽新幹線」の客室とデッキ通路部に防犯カメラを増設すると発表。

また可燃性液体の持ち込み禁止など「手荷物規制の強化」についても、ルールの見直しが協議されている。

車内「防犯カメラ」は台湾でも

テロ対策や公安、監視といった目的のために「防犯カメラ」設置する動きは、世界各国で広がっている。

「矢野経済研究所」プレスリリース

「矢野経済研究所」プレスリリース

台湾では、わいせつ行為や忘れ物防止のために、地下鉄車内に監視カメラが設置。日本でもJR東日本が痴漢防止のため埼京線車内に防犯カメラを設置している。

ネット上の反応はさまざま

北陸新幹線の客室の防犯カメラが常時録画になることについて、世間の人々はどう思っているのだろうか?ネット上にはさまざまな声がよせられている。

  • これはやるべき
  • ありがたい
  • 今まで無かったのが不思議
  • どんどん導入すべし
  • 嫌だけど安全対策の為には仕方ないよな
  • 監視社会…

賛成意見が多かったが、「監視されているみたいで嫌」という声も見られた。

47.6%が「プライバシーの侵害」と回答

警察庁が実施した意識調査によると、83.6%の人が電車内への防犯カメラ設置に賛成している一方で、47.6%の人がプライバシー侵害だと思っているという。

プライバシーの侵害だと思っていながらも、防犯のためには仕方がないと考えている人が多いようだ。

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