関西経済連合会による“高浜原発差し止め”批判に、反響が殺到

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高浜原発の運転差し止め処分に対する関経連会長らの批判に、反響が殺到している。

関経連会長「不当な決定」と批判

関西電力の森会長が17日、会長を務めている関西経済連合会(関経連)の記者会見で、「高浜原発の運転を差し止めた仮処分決定」に対してこう述べた。

値下げができなくなったことが関西経済に与える影響は小さくないと考えており、一日も早く不当な決定を取り消していただかなければならない

また、関経連の副会長である阪急電鉄の角会長は、次のようにコメント。

なぜ一地裁の裁判官によって、国のエネルギー政策に支障をきたすことが起こるのか

「憤りを超えて怒りを覚える」として「こういうことができないように、速やかな法改正を望む」と語った。

3月10日に原子炉を停止

高浜原発をめぐっては今月9日、大津地裁が「福島原発事故の原因究明が道半ば」「新規制基準にも疑問が残る」として、高浜原発3・4号機の運転差し止め仮処分を認めると決定。

この判決を受けて関電は10日、1月に再稼働したばかりの3号機の原子炉を停止した。

差し止め処分で「電気料金の値下げ」を断念

関西電力は11日、5月1日の実施を表明していた「電気料金の値下げ」を断念すると発表。

また、2016年3月期の期末配当を無配とする方針も明らかにし、関西電力株は昨年来安値を更新した。

差し止め決定、支持は4割?

高浜原発の差し止めを命じた大津地裁の判決については、賛成と反対がほぼ真っ二つに分かれている。

日本経済新聞の調査によると、原発の運転差し止めを命じる地裁の決定を支持するという人は39.8%で、指示しないという人は60.2%。

ネット上には「怒る矛先が違う」という声

高浜原発の差し止めを求めた大津地裁の仮処分については賛否両論の反応がある。

しかし、17日の関経連会長・副会長のコメントに対しては、圧倒的に批判の声が多い。

  • 法治国家だからだよ
  • 三権分立を勉強しましょう
  • 関経連は何様?
  • 怒る矛先が違うぜよ!
  • 判決の是非はさておき、裁判所は国の方針に逆らうなと言わんばかりの主張は物凄い
  • 激昂するのはわかる。でも相手が違うよな
  • 司法を軽視するこの人達の方にこそ怒りを覚える
  • 経済の発展よりも生命の安全も考えろ!

ネット上には、「一地裁の裁判官に…」「法改正を望む」といった司法を軽んじる発言に対する批判が続々と投稿されている。

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