「どうすれば…」日本ライフ協会が破産の見通しとなり、困惑の声

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「日本ライフ協会」HP

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「日本ライフ協会」が破産する見通しとなり、衝撃が広がっている。

3月31日で事業終了へ

高齢者の身元保証事業などを行っていた「日本ライフ協会」が、事業譲渡に合意していた「えにしの会」がスポンサーを辞退したため、破産手続きに移行することが分かった。

負債総額は約12億円。3月31日で事業を終了するという。

「高齢者の身元保証」事業などを展開

日本ライフ協会は、2002年に「日本ライフコンサルタント協会」として設立し、2010年に公益財団法人に認定。

家族の代わりとして、福祉施設や賃貸住居への入居時に必要な「身元保証」や「暮らしサポート」、「葬儀支援」など高齢者を支える事業を行っていた。

資金流用が発覚

しかし、葬儀代などとして集めた預託金を流用し約2億7千万円の不足が生じていることや、公益認定に違反した行為を行っていたことが発覚。2月に民事再生法の適用を申請した。

福岡市の一般社団法人と事業譲渡で合意し、4月から「えにしの会」で事業を継続する予定となっていたが、今月18日に内閣府が同協会の公益認定を取り消し。

譲渡先の「えにしの会」が「資金調達できない」としてスポンサーを辞退したため、民事再生手続きを進めることができなくなったという。

ネット上には「泣き寝入りか?」という声

日本ライフ協会が破産の見通しとなったことを受けて、ネット上には多くの反響がよせられている。

  • これは悲惨だ
  • どないせいと言うんじゃ〜
  • 高齢者は泣き寝入りか?
  • 80歳の老人でも分かる下調べを専門家がなぜしなかったのか甚だ疑問
  • 公益財団法人という名前で信用した国民は悲惨な目に
  • 公益認定受けてたら信用しちゃうよね
  • 国の責任も大きいと思うが…

会員らから、困惑の声があがっている。

新しい身元保証人は自分で探すことに?

日本ライフ協会が破産した場合、同協会を身元保証人とした契約や既に納めた会費はどうなるのだろうか?

日本ライフ協会は2月に開催された債権者説明会で、会員からの「身元保証をしてくれる業者はないのか?」という質問に、次のように回答。

弁護士会、区役所、社会福祉協議会、リーガルサポートセンター等に相談することが考えられます

自分で次の身元保証人を探す必要があるようだ。また、同協会の墓地「やすらぎ霊園」の処理については、今後確認すると説明している。

返金は一部のみ

会員が支払った預託金は「三者契約」の場合は全額返還されるが、「二者契約」の場合は一部しか返還されない見通し。

終身会費を払っている会員からの「返還してほしい」という要求に対して、同協会は「資産は限られており、平等に変換しなければならない」として、要望に応じて優先的に返還することはできないと回答。

破産が決定した場合、破産管財人が選出されて、裁判所から会員に通知が届く。通知に従って債権届出を出した会員には配当があるが、配当額や時期は未定だという。

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