「中野サンプラザ」2022年に解体へ…中野区が方針案を公表

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flickr_くーさん

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中野サンプラザが解体され、新たにアリーナを備えた施設が設けられることが明らかになった。

「再整備実施方針(案)」が明らかに

中野区は22日、記者会見で「区役所・サンプラザ地区再整備実施方針(案)」を公表。

中野駅前にある「中野サンプラザ」等を解体し、アリーナを備えた最大収容人数1万人の施設を設ける計画などを明らかにした。

再整備検討の対象範囲に

再整備検討の対象範囲となるのは、中野区役所や中野サンプラザなどが立地する約4.85ヘクタール。

中野区「区長記者会見資料」

中野区「区長記者会見資料」

案によると、コンサート・イベントなどの催事を開催できる「集客交流施設」を複数設ける。

最大の施設は最大収容人数1万人が目標で、アリーナ部分を組み込んだ施設を想定しているという。

2025年度に竣工予定

中野区の資料によると、再整備スケジュールは以下のとおり。

  • 平成28年度 方針策定、民間事業者協力者公募・選定
  • 平成29年度 再整備事業計画策定
  • 平成30年度 基盤整備事業着手、民間参画事業者公募・選定
  • 平成34年度 新庁舎移転後、従前建物の解体除去
  • 平成37年度 竣工予定

平成34年度(2022年度)に既存の建物を解体し、平成37年度(2025年度)に竣工予定とされている。

ネット上には惜しむ声が続々

中野サンプラザのあるエリアを再整備するという方針を受けて、ネット上には反響が続々。

喜ぶ声もあったが、長年親しんだ施設だけに悲しむ声が多い。

1973年オープンの複合施設

中野サンプラザは「全国勤労青少年会館」として設立。

昭和48年(1973年)のオープン時に名前を公募し、エネルギーの象徴である「SUN」と人々が集う場所「PLAZA」を結び付け「サンプラザ」という愛称が誕生。

アイドル等のコンサートが開かれるホールの他、ホテルやレストラン、ボウリング場や研修室などを備えた複合文化施設として多くの人々に利用されてきた。

かつては一帯に犬屋敷が

再整備の対象となっている中野サンプラザや中野区役所があるエリアには、江戸時代は「犬屋敷」があった。

五代将軍徳川綱吉は「生類憐みの令」で動物の殺生を制限。

中野区役所を中心とした約30万坪に犬小屋や餌場、子犬養育場を備えた巨大な犬の保護施設が設けられていた。

中野区役所前には、かつて犬屋敷があったことを示す犬の銅像が。

flickr_shibainu

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10万頭もの犬が集められていたという。

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