4月から“食卓塩”が約35%値上げへ!メキシコからの調達価格上昇で

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「塩事業センター」HP

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「食卓塩」の値上げに、衝撃が広がっている。

24年ぶりに値上げへ

公益財団法人「塩事業センター」が販売している「食卓塩」と「クッキングソルト」が4月1日出荷分から値上げとなる。

値上げされるのは、約24年ぶり。

「食卓塩」と「クッキングソルト」の2種類

値上げとなるのは、以下の2商品。

  • 「食卓塩100g」 68円(税込73円)→91円(税込98円)
  • 「クッキングソルト800g」 136円(税込146円)→184円(198円)

改定額は+23円~+48円、約35%の値上げとなる。

製造コストの上昇が原因

塩事業センターは、値上げの理由を次のように説明。

原材料等の製造コスト上昇を当センターの自助努力のみで吸収することが困難な状況となり、価格を改定させていただくことといたしました

製造コストが上昇したため、やむなく価格を改定するという。

ネット上には「なぜ?」という声も

「食卓塩」などが35%値上げされることを受けて、ネット上には反響が続々。

「塩まで値上げ…」と嘆く声や「他の食品にも波及するのでは?」という懸念の声、「海から無限に取れるのでは?」という疑問など、さまざまな反響がよせられている。

メキシコから輸入した塩を国内製造

主に海水から作られる塩の原材料等の製造コストが上昇したとは、どういうことなのだろうか?

値上げとなる「食卓塩100g」と「クッキングソルト800g」の原材料名には、次のように記されている。

「塩事業センター」HP

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メキシコ産の天日塩を日本に輸入し、水に溶かして不純物を取り除き、煮詰めて水分を蒸発させて塩を取りだして乾燥。

「塩事業センター」HP

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その後、湿気を防ぐための「炭酸マグネシウム」を混ぜて製造している。

原材料となるメキシコから輸入している天日塩の調達費などが上がったため、製造コストが上昇したのだ。

同センターによると、日本の塩自給率は12%だという。

食塩の摂取量は減少

健康志向の高まりにより、日本人の塩摂取量は減少傾向にある。

「塩事業センター」HP

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塩事業センターおよび登録事業者が供給した塩の消費量は、平成9年には年間9479千トンだったのが、平成25年には7956千トンまで減少した。

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