人生100年?経産省の提言に「そんなに頑張れない」と嘆きの声

2016年03月30日 17時25分

2016年03月30日 17時25分

123RF
123RF

高齢者が社会の力となるための取り組みに関する提言がまとめられた。

ビンテージ・ソサエティ実現に向けた報告書

経済産業省は30日、「活力あふれるビンテージ・ソサエティ」の実現に向けた提言をまとめた報告書を発表。

「人生100年を想定したライフデザイン」の必要性などを訴えた。

高齢者を「社会の力」に

「ビンテージ・ソサエティ」とは、高齢者が社会の負担ではなく「社会の力」となる社会のこと。

日本は世界に先駆けて超高齢化社会に突入する。

「経済産業省」資料

「経済産業省」資料

報告書には、超高齢化を機会に、日本が世界のリーディングモデルになるという考え方が記されている。

「高齢者は身体的に若返っている」と指摘

経産省のビンテージ・ソサエティ実現に向けた研究会は、身体的には高齢者は若返っており、働く意欲のある高齢者は多いと指摘。

「経済産業省」報告書

「経済産業省」報告書

8割の人が「少なくとも70歳までは働きたい」と考えており、4割は「働けるうちはいつまでも働きたい」と回答していると説明した。

「歳忘れ」の価値観を浸透?

報告書には「活力あふれるビンテージ・ソサエティ」を実現するためには、「社会通念・意欲」「働き方」「産業創出・振興」という3つの改革が必要と書かれている。

変革を促すための今後の取り組みとして、以下のような取組を提言。

  • 「年忘れ」価値観の浸透
  • 「人生90年・100年」を想定したライフデザイン
  • モザイク型チームワークによる就労
  • 「ビンテージ・ベンチャー」「身の丈起業」の可能性
  • 高齢者の経験や知識等を活かす局面の顕在化 等

「モザイク型就労」とは、複数の高齢者の時間やスキルを組み合わせ、仮想的に1人分の労働力とする就労の仕組み。

「歳忘れ価値観の浸透」には、年齢相応の「らしさ」にとらわれて社会通念・意識に制約をかけず、年齢を重ねることがポジティブに捉えられることが、すべての変革の根底だと記されている。

ネット上には悲観的な声が続々

ビンテージ・ソサエティの実現について、世間の人々はどう考えているのだろうか?ネット上には多くの反響がよせられている。

  • いや・・・もうそんなに頑張れないよ
  • 100年も生きるって辛いわー。いつまでも若い体と頭ではいられないし
  • 90歳以上になれば「歩くぐらい」だけだし、「ただ生きていくぐらいだけ」
  • 聞こえが良いが、年金受給開始年齢の引き上げにもつながる政策
  • 一億総活躍?待機園児で女性が活躍できないと問題になってるのに100年後?
  • 人生100年か。30歳になったらフェイドアウトしたい

ビンテージ・ソサエティに希望が見いだせないという声が多い。

注目の記事