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職場の「エアコンバトル」が終結?人工知能が空調を制御する時代へ

fotolia

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近い将来、人工知能が快適な職場環境を創ってくれるようになりそうだ。

2020年頃の製品化を目指す

ダイキン工業とNECは24日、人工知能(AI)が空調設備などを制御する「知的生産性を高める空気・空間の実現に向けた共同研究」を始めると発表した。

「DAIKIN」ニュースリリース

DAIKIN」ニュースリリース

ダイキンのオフィスや実験室で実証実験を行い、2020年頃の製品化を目指すという。

「顔画像」や「脈波」などを識別して制御

NECの「顔認証技術」や感情を推定する「音声認識技術」などで得た人や環境の情報をAIが分析し、空調などのオフィス設備を自動制御。

「DAIKIN」ニュースリリース

DAIKIN」ニュースリリース

それぞれのオフィスワーカーの業務内容と身心にふさわしい環境をダイナミックに構成し、知的生産性を高める空間を創出。また、省エネ効果も見込める。

約5割の人が「職場の温度設定」に不満

オフィスの温度設定は、多くの職場で課題となっている。

エステサロンSBSが20~49歳の社会人男女300人に「オフィスの設定温度への不満」を聞いたところ、48.6%が「不満」「どちらかというと不満」と回答。

「SBS」調べ

SBS」調べ

職場の設定温度が合わず、クーラーの効きすぎで体調が悪化する現代病「クーラー病(冷房病)」になる人もいるほどだ。

エアコンバトルが勃発

そんなオフィスの温度設定を巡って、多くの職場でバトルが起こっている。

三菱電気ビルテクノサービスの調査によると、62.1%の人がエアコンの温度設定をこっそり変えた経験があるという。

しかしその後、こっそり変更した温度設定がいつの間にか元の温度に戻されていた経験のある人が73.7%いるとか。

さらに、それを受けて78%の人が再びこっそり設定を変えるなど、終わりのない戦いが繰り広げられている。

AIが個々のオフィスワーカーに合った最適な温度に制御してくれるようになれば、オフィスでのエアコンバトルが無くなるかもしれない。

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