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Googleは囲碁の分野でも強かった!謎の棋士「マスター」は同社“新アルファ碁”の非公式テストだった

fotolia

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世間を騒がせていた謎の棋士の正体が「囲碁プログラム」だと判明し、話題となっている。

マスターの正体は新「アルファ碁」

昨年末、ネット上の囲碁サイトに突如「Master(マスター)」という棋士が登場し、世界のプロ棋士とみられる人物に次々と勝利。

マスターの正体を巡ってネット上では「佐為なのでは?(囲碁漫画ヒカルの碁のキャラ)」など、さまざまな憶測が飛び交っていた。

そのマスターについてGoogleのCEOは5日、正体はGoogleの囲碁プログラム「アルファ碁」だと発表した。

アルファ碁の進化版「マスター」の非公式テストだったという。

AIがプロに次々と勝利

近年、人工知能(AI)がさまざまなゲームで人間のプロに勝利している。

1997年にはAIがチェスで人間のプロに勝利。

2010年には将棋のトッププロがAIに敗れ、情報処理学会は2015年に「コンピューター将棋の実力はトッププロ棋士に追いついている」として、コンピュータ将棋プロジェクトの終了宣言を発表した。

昨年、囲碁でAIが初勝利

囲碁は石を置く場所が多く局面を判断するのが難しいため、AIがプロ棋士に追いつくには後10年はかかるといわれていた。

しかし昨年1月、Google傘下の企業が開発した囲碁プログラム「アルファ碁」がプロ棋士に勝利。世界中に衝撃が広がった。

ネット上には「しばしの夢」という声

ネット上に突如現れた強豪棋士の正体が進化した「アルファ碁」だったことを受けて、ネット上には反響が殺到。

「すげぇ」「超かっこいい出し方」と驚く声がある一方で、「佐為じゃなかった…」「もう人間は勝てないのかも…」と落胆する声もよせられている。

囲碁の今後は?

プロ棋士に次々と勝利するAIが現れたことで、囲碁を取り巻く状況は今後どのように変わっていくのだろうか?

関西棋院のHPにはプロ棋士である勝間史朗7段の次のような考えが掲載されている。

プロ棋士に勝利するプログラムが登場したことで、いつでもプロレベルのソフトと対局できるようになり棋力が飛躍的に向上する可能性が。また、コンピューターが統計解析で導き出した手を読み取る楽しみが生まれ、囲碁の面白さを感じることが増えていくのではないかと述べている。

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