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何が入っているか分からない…全国の図書館で「本の福袋」サービスが人気!

fotolia

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今、全国の図書館で「本の福袋」が人気を集めている。

中身の分からない「本の福袋」を貸し出し

東京都品川区は1月4日から、全10館の区立図書館で中身がわからない状態で本を貸し出す「本の福袋」の貸し出しを始めた。

「品川区」ニュース

品川区」ニュース

図書館員の選んだ一般書が3冊入った大人向け福袋を43セット、絵本や児童書などが入った子ども向けの福袋を40セット限定で貸し出し。

福袋には「旅行」など大まかなテーマは付いているが、中に入っている本の題名などは分からない。

各地の図書館で「本の福袋」が続々

ここ数年で、年末年始に中身の分からない本が複数入った「本の福袋」を貸し出す図書館が全国で次々と増えている。

東京都・練馬区立図書館では1日限定15袋、しおり付きの「光福袋」を提供。

「練馬区」HP

練馬区」HP

宮崎県の日向市立図書館は、図書館員が選んだ本を英字新聞で丁寧にラッピングして、「犬好きにおすすめ」「ドキドキハラハラ」など簡単な紹介カードを付けた本を貸し出し。

大分市の市民図書館は今年、図書館員がテーマ別に選んだ本が3冊入った福袋を限定200袋準備。

「大分市」HP

大分市」HP

福袋がなくなりしだい終了となる。

「図書館くじ」や「ガチャ」も

福袋にとどまらず、図書館員や市民が薦める本の紹介カードが入った「カプセルくじ」を実施する図書館も。

「さいたま市」記者発表資料

さいたま市」記者発表資料

くじを引くには紹介カードへの記入が必要で、書いた紹介カードは新たなお薦め本として「カプセルくじ」に加えられる。

他にも、カウンターでくじを引いて出た番号の本を借りる「絵本くじ」や、本の中から抜き出した言葉や文章が書かれた「図書館ことばくじ」を実施している図書館もある。

新しい出会いのキッカケに

なぜ、中身の分からない「本の福袋」が各地に広がっているのだろうか?品川図書館は「本の福袋」について、次のようにコメントしている。

新しいジャンルや作家の本を手に取ってもらいたいという図書館の狙いと、自分では選ばない新しい本に出会いたいという人々の思いがマッチングしたようだ。

あえて「自分で選ばないサービス」が人気

近年、あえて自分で商品を選ばずに、新しい出会いを提供してもらうサービスが人気を集めている。2016年には本のタイトルや著者名が隠された謎の本「文庫X」が大ヒット。

北海道の町の書店の社長が1万円分の本を選んでくれる「1万円選書」も大人気で、今では年に数回の抽選方式となっている。

本の福袋、早々に貸出終了の図書館も

本の福袋も各地で人気を集めており、早々に貸し出しが終了した自治体も。

ネット上には「面白い企画」「楽しそう」「司書さんの紹介文で選ぶってのもステキ」といった声が複数寄せられている。

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