【化学業界】特許ランキング、1位「富士フイルム」、2位「花王」、3位「積水化学」。JSRが14位から8位に躍進

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 特許分析のパテント・リザルトが2013年10月11日、化学業界の特許資産規模ランキングを発表した。同ランキングは、昨年(2012年)度中に登録された特許について、独自の手法「パテントスコア」によって評価し、企業ごとに集計したもの。トップ10は順位の変動が多少あったものの、顔ぶれは前年度ランキングとあまり変わっていない。トップは前年度と同じ富士フイルム。その後、2位:花王、3位:積水化学工業、4位:日東電工、5位:DICと続く。大きく前年度から順位を上げた企業には、JSR(14位→8位)がある。

 富士フイルムは、タッチパネル用の高機能材料や画像処理などの分野に注目度が高い特許がある。花王は前年度の4位から2位へ上昇。ガスバリア性に優れた高機能包装材料や果菜類の増収栽培方法などの分野へ出願している。積水化学工業は、低臭気性のアクリル系粘着剤や、住居用の地震報知装置などの特許が注目されている。石油化学分野のエラストマー事業からスタートしたJSRは、半導体材料分野にも積極的に出願している。

 パテント・リザルトによる「パテントスコア」は、特許出願後の審査経過情報に基づいて採点される。出願人による権利化への意欲が高く、審査官や競合他社から注目されていると判断された特許ほど、得点が高くなる。

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