Googleの検索結果を広告が徐々に占拠、Googleが邪悪な百度のようになる日も近い

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Flickr_dullhunk

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Googleのラリー・ペイジCEOが4月5日、CEO就任1周年の所信表明で、「邪悪にならずにお金を稼げるとできると常に信じている」と改めて語ったが、Googleの経営理念「邪悪になるな」に反し、Googleの検索結果ページは好ましくない方向に変容している。

Googleで「転職」と検索した画面がこちらだ。

Google

2007年当時のGoogleで、同じく「転職」と検索した結果がこちらの画面。

Google

2007年当時も20012年現在も、検索結果の上位はリクナビNEXTとエンジャパンのワンツーが占めていることに変わりはないが、Googleがお金を稼ぐために邪悪な方向へ改悪を重ねていると言わざるを得ない。

広告スペースが占拠

 2007年当時(左)、検索結果の上位3位までスクロールすることなく画面に表示されていた。一方で2012年現在(右)、広告が検索結果の画面を完全に埋め尽くしている。Googleはここ数年で、広告の面積を格段に拡大したことがわかる。

Google

 

 広告であることを隠す?

 2007年当時(左)と2012年現在(右)の広告部分の背景色を比較すると、背景色が薄くなったことがわかる。どこまで広告なのか識別し辛くなっている。

Google

中国の検索エンジンで約80%のシェアを誇る百度で、就職や転職を意味する「求职」で検索した結果がこちら。

百度

この画面に表示された検索結果は、全て広告である。百度では広告に「推广」と表示しているが、言い訳程度に過ぎないため、広告と検索上位の区別がつきにくい。百度は、独占した市場で広告収益を高める術を最大限考えているように感じる。

Googleの検索結果を2007年から2012年まで振り返ると、Googleは近い将来、検索数が頭打ちになってもお金をより稼ぐために、百度のように広告をクリックさせるための検索結果へ進化する可能性が高い。

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