グリー田中良和社長「海外でいい手応えが得られたことは大きな収穫。」←虚勢?アメリカでは「ドリランド」も「釣りスタ」もランク外

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グリーは14日、2013年6月期通期の連結売上高が1950億~2050億円(前期比23.2%増~29.6%増)になりそうだと発表した。今期は米国中心に海外売上の拡大を見込む。

グリーの2012年度6月期第4四半期の売上高は400億8,000万円(前四半期比13.2%減)、営業利益は189億9,600万円(同22.6%減)。四半期ベースではすでに減収、減益である。貪欲に成長を目指すのであれば、海外に打って出るしかない。

グリーの田中良和社長は決算発表の席上で「日本でしか通用しないといわれていたゲーム事業が、海外でいい手応えが得られたことは大きな収穫。今期は前期で得られた経験を生かしたい。」と語ったが、日本の大ヒット作がアメリカではランキング圏外に埋もれている。

Fishing Star(釣りスタ)

CM出演料が1本1億円と噂される明石家さんまと、CM契約者数20社の武井咲を起用したCMを、オリンピック期間中に大量投下した釣りスタ。

グリーの屋台骨を支えるビックタイトルの英語版を6月12日にアメリカでリリースしたが、アプリ売り上げランキングの上位1000タイトルにたった一度もランクインしていない。ゲーム部門で7月27日に631位、8月12日に944位と一時的なランクインに留まる。

App Annie


Driland(探検ドリランド)

昨年12月に売上高が月間20億円に達すると報じられた探検ドリランド。7月7日からテレビ東京系列でアニメの放送を開始し、日本ではポケモン化を目指つつある。

英語版を6月1日にアメリカでリリースした。アプリ売上ランキングで8月11日に950位となり、わずか1日だけ上位1000タイトルにランクインしただけ。

App Annie


Zombie Jombie(アメリカオリジナル)

日本の大ヒットゲームタイトルの英語版のローカライズで次々につまずいているが、暗い話ばかりではない。グリーの米子会社GREEが独自開発したオリジナルゲーム「Zombie Jombie」は3月15日にリリースされて以降、

コンスタントにアプリ売上ランキングで上位100位以内をコンスタントに維持している。5月18日には7位となり、トップ10入りを果たした。

App Annie

とはいえ、海外売上高が100億、200億になるような話ではなく、「海外でいい手応え」とは言い過ぎである。

グリーのこれまでの成長は凄まじく素晴らしいが、海外売上の拡大で増収という今期の業績予想は未達成の可能性が高く、個人的な レイティング「SELL」。グリー株を猛烈に売り推奨したい。

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