映画の「R15」と「R18」性描写の違いはどこにある?

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1日深夜放送のTBS『世界は謎に満ちている!この差って何ですか?』では、世の中の様々な”差”について調査。映画の「R15」と「R18」、その差とは?

4つに分類される日本の映画

現在、日本で上映される映画は「G」「PG12」「R15」「R18」の4つに分類される。
G   General Audience  誰でも観ることが出来る
PG12  Parental Guidance 12歳未満が観るには保護者の助言や指導が必要
R15  Restricted 15歳以上が観ることができる
R18  Restricted 18歳以上が観ることができる

これらは、映倫(映画倫理委員会)により判断され、その基準は、暴力表現、犯罪行為、性表現の度合いによるという。
 ちなみにPG12は、「ターミネーター」「バックトゥザフューチャー」、R15は「失楽園」「悪の教典」、R18は「氷の微笑」「愛のコリーダ」などが当てはまるという。

『氷の微笑』と『失楽園』の差は?

これについて、スタジオのメンバーたちは。
MC加藤浩次「あんまり考えたことなかったね~」
博多大吉(華丸大吉)「言われてみると、『失楽園』と『氷の微笑』の差ってわからないですよね?どっちもすごい、ハードでしたよね?」
加藤「確かに!でも、『氷の微笑』の方が攻めてるよね!」
 加藤の力説に、スタジオ中が苦笑い。

R15とR18の性表現の差は、
性行為シーンで、上半身のみだったらR15
性行為シーンで、全裸だったらR18

映画評論家・寺脇氏の解説

映画評論家・寺脇研氏によると
「性行為を描くシーンで、上半身だけ写った状態ならR15、まあ、高校生が観てもいい。完全に性行為が見えてしまう、という場合はR18になる。この基準は大原則としてこういうことなので、全体の筋の中でどういう場面として位置づけられているかとか、全体に芸術性の高い映画とそうでないものだとか、いろんなことで最終的には判断する」そうだ。

「映倫」って、どんな人達がやっているのだろう?

Q.映倫は、どんな人たちで構成されているんですか?」
寺脇「これ実は、民間の機関なんですね。映画会社のOB、映画の現場で働いていた人たちが審査員となって、今8人いらっしゃるんですけど、その人たちが交代で映画を観て審査をする」
大吉「どの映画にも『映倫』って入ってると思うんですが、たった8人でやられてるんですか?」
寺脇「そうですね。今、映画の数が多いんで、去年だと630本くらい観てるんです。2人のチームで観ることになっていますので、1人平均年間150本くらいご覧になると思います」

Q.審査するのにお金はかかるんですか?
寺脇「かかるんですよ。この機関はあくまで民間の機関になりますから、映画の長さに応じて払うことになります。1分間が2,740円ですね、今。2時間の映画だと328,800円です」
 これには「高い!」とスタジオ中が騒然となった。
寺脇「ただ、表現の自由を守るために、いきなり取り締まりが来ないように『一応、映倫ってとこを通してやったんですけれど』という、いわば”安心料”みたいなものとして、映倫を使ってやっていくということになっていますね」

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