ご近所トラブルの火種!増殖する「道路族」がコワすぎる

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8日放送のフジテレビ『ノンストップ!』では、最近、新聞などでも取り上げられ始めた「道路族」を紹介。新たなご近所トラブルの火種となっている「道路族」とは?

増殖する「道路族」が引き起こすトラブル

「道路族」は、ここ数年、ネットから発生した言葉と言われ、ネットや新聞などには数多くの相談が寄せられている”ご近所トラブル”で、自宅前の道路を子供たちの毎日の遊び場として大騒ぎしている親と子の集団のことを言うそうだ。

子供が家の前で遊ぶのは今も昔も当たり前…のようにも思えるが、その度を越したマナーの悪さは、近隣に住む人々を日々悩ませているという。
 さらに、体験したことが無い人にはその現状が分からず「神経質」「気にしすぎ」「子供嫌いの人」などと誤解されてしまうのが悩みというなかなか根深い問題のようである。

主婦たちが「道路族」体験談を告白!

実際に「道路族」に悩む主婦たちによると

「自宅裏の子供が、朝6時半に庭に出て『キー』とか『キャー』とか、飛び起きるくらいの奇声を常に発している状態」

「道路の真ん中で、みんなで金属バットを振り回したり、お父さんたちがスケートボードなどで子供たちと一緒に大声で叫びながら遊んでいるという状況。(スケボーが)航空機のようなゴーというような響きで、どこの部屋に行っても逃れることはなく、とても困りました」

「耳栓してるけど、それでも聞こえちゃう。いつまで続くのかと思うと、精神的にやられる」

「家の前に小さい子たちが寝転んでいる。寝転んでいるので、私は自転車が出せない。主人は車が出せない。いつも笑顔で注意していたけど、子供たちは謝るどころか睨んできた」

「車が通るところで遊ばせているという感覚がない」

子供が安心して遊べる場所はどこに?

「道路族」が増えている理由について、児童心理カウンセラー・石田志芳氏は「公園だと不審者が来て、子供が連れて行かれてしまうという不安がある。家の前なら子供の声が聞こえて安心という思いから、道路で遊ばせる人が増えている」と分析している。

度を超えた騒音に警察に訴える人もいるが「警察は相手にしてくれない『いろいろ被害はあると思いますが、子供のすることだから、大人が我慢してください』で終わった」という。

道路交通法では、
■交通が多い道路で遊ぶ
■交通の妨害・実害に当たる場合
においては、”道路遊び”も禁止の対象になるが「住宅街の道路は規制されないことが多い」ことと「子供の遊びが妨害と立証するのは難しい」という。

注意した人には嫌がらせ!

また、「家の前で寝っ転がってる子供」などについては、注意すれば良さそうなものだが、「道路族」の困った特徴として「注意すると悪化する」ことがあげられるという。

実際にやられたケースでは、「わざと聞こえるように井戸端会議で悪口を言われた」「自宅を出入りするたびに窓を開けられ睨まれた」「ヘンな噂を流された」など、注意した者が嫌がらせを受けるケースも少なくなく、これが原因で引っ越しした人もいるという。
 念願のマイホームを手に入れた主婦は、「主人がせっかくいい家を建ててくれたので、引っ越すことも出来ない」と、涙ながらに辛い気持ちを語った。

視聴者からの意見は?

番組のTwitter、せきららボイスには、
「道路族や子供の問題ではなく、親の問題だ」という意見が数多く寄せられた。中には「常識的な人間が非常識な人間に潰される世の中ってすごく違和感」というコメントも。

千葉大学大学院・木下勇教授は、解決方法のひとつとして「子供に遊びのマナーや遊ぶ術をきちんと教えることが大事」と話す。
 実際に、福岡・箱崎商店街では「きんしゃいきゃんぱす」という取り組みをしており、商店街の一角の道路を平日16~18時までを遊んでいい道路に変え、子供たちを自由に遊ばせているという。道路上で遊ぶ子供たちの中で、高学年が低学年に遊び方を教えるなど、遊びのマナーを学べる場となっているという。

個人的なことだが、筆者も子供時代(昭和の頃)相当な「道路族」だった。しかし、うるさくしたり、悪いことをしたら近所のおっかないオバちゃんが自宅へ怒鳴り込んできて、それに対して親が逆ギレすることはなかった。悪ガキは、ご近所さん+親にこっぴどく叱られ「やってはいけない事」「こういうことをすると他人の迷惑になる」という社会のマナーを実体験で着々と身につけていったように思う。
 視聴者の言うように「道路族や子供の問題ではなく、親の問題」なのかもしれない。

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