「起立・礼・着席」がない?親のクレームで学校の常識に異変が!

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足成

足成

今、親たちからの要望で小学校や中学校の常識が変化しているという。29日放送のフジテレビ『ノンストップ!』では、「起立・礼・着席」と「教室の掃除」の廃止について出演者が激論を交わした。

親からのクレームで、夏休みの宿題がない?

過去に「塾が忙しいから、夏休みの宿題を出すな!」という母親がいたため、夏休みの宿題がなくなった学校、「ジャングルジムやブランコなどの遊具でケガをしたらどうするのか?」という保護者からのクレームで、校庭の遊具を撤去している小学校など、モンスターペアレンツとも思われる保護者からの要望で、学校の常識が変化しているという。

「起立・気を付け、礼」は、昔のこと?

視聴者からは、「授業参観に行ったら『起立・気を付け、礼』がなくて驚いた。『軍隊じゃあるまいし、必要がないなら、やめろ』という保護者からのクレームで廃止になったそうです」という投稿が。

「気持ちが入ってないのに、礼とかしても無駄」という有村昆に対し、藤田紀子は、「礼に対する気持ちは、形式的なことから身についてくるから段階として必要」と反論。

「気持ちが入っていなくても習慣化させることで、大人になったら徐々に気持ちも入ってくるようになる。習慣づけることが大事」と、藤田は語った。

学校を卒業してから必要になる「礼儀」

カンニング竹山「気持ちが入ってるかどうかを言うのは先生側が悪いが、『これから、先生に勉強を教えてもらう』ということに礼を示すのは大事だし、学校を卒業しても『礼』は必要になってくる。身につけておいた方がいいのでは」

MC設楽統「何かにつけ、始まる時、終わる時に『礼』はする。食べる前に『いただきます』というのと同じで、当たり前に『起立、礼、着席』って、そこを失くす必要ってあるのかな?」

福田萌「1歳の子供を行かせている教室でも、ちゃんと『気を付け、礼』はやっている。そういうところから、日本人らしさって身につくのかなって思いますね」

社会人になってから恥をかくかも?

婦人公論編集局次長・三木哲男は「今、『気をつけして、お辞儀しましょう』っていうのを企業で教えている。企業訪問に行くと、ごくたまに、上司が全員立ち上がって『お客様どうも』と礼をしているのに、ずーっと座ったままの新入社員がいるんですよ。社会に出た時に困るので、これはやっておいた方がいい」と、語った。

一方、有村は「アメリカは、起立、礼、着席なんてない。もっとフランクに、帰り際に握手して…みたいに、やってもいいと思う。ワールドワイドに見ても僕はいいと思う」と提案。

それに対して竹山は、「そういう考えもあるんだけど、結局、日本だからアメリカっぽくはならないんですよ。そこだけ、アメリカっぽくやっても社会がそうなってないから、ズレが出てくる」と指摘した。

教室掃除は必要?不要?

「うちの子は、授業ギッシリで疲れているから掃除をなくせ」という親からのクレームで、掃除を業者に頼むようになったという学校については。

設楽は「自分が、子どもで掃除がなくなったら『よかった』と思うだろうけど。掃除をすることによって、『礼』と同じで、自分の使った物を片づけたりキレイにするということを学べる。僕は、それが教育なんじゃないかなって考え方ですけど」

「掃除は人間力を鍛えるからやった方がいい」と、話す有村は、「汚すと自分たちで掃除しないといけないから、汚さなくなる。理にかなっている」と、力を込めた。

「掃除は人間の基本」竹山が熱く語った!

自分が通っていた公立中学校が1日3回掃除の時間があったという竹山。当時は、イヤで仕方なかったが、大人になってから理由を当時の先生に聞いたところ、「校内暴力で荒れ果てた学校をなんとかするために、スパルタ的ではあるが掃除を取り入れた」ことがわかったという。

「学校がキレイになり、学力もあがったそうです。掃除をやることで人間の基本がいろいろ変わって来る」と竹山は力説。

福田は「お掃除ロボットとか出て来て、ホウキは使わなくなっているから、やり方としてはどうかなと思う。でも、掃除をすることによって、町の人やお母さんに感謝の気持ちを持てるんじゃないか」と、掃除の仕方については疑問がある様子。

「自分で実際にやることに意義がある。ご飯でも自分で作るとキライな物も食べられたりとか。自分で使っている所がキレイであればゴミを捨てない、汚いとゴミ捨てちゃうみたいな心理もあると思う」と、設楽。

営業でいろいろな学校を周ったという竹山は、「キレイな学校の生徒は挨拶も出来て、学力も高く、先生もちゃんとしている。荒れていて汚い学校は、挨拶も出来ないし、先生もちゃんとしていない。そういうところに必ず出る。掃除は基本中の基本だから絶対にやらせた方がいい」と熱く語った。

学校側が親の要望を何でも受け入れてしまう現状について、三木は「親がモンスターというより、学校が過敏すぎる。ここを変えていかないと」と語った。

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