「白い巨塔は、苦手だった」唐沢寿明が語った、大ヒットドラマの裏側

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唐沢寿明 Official Site

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3日放送のフジテレビ『TOKIO×』に、俳優・唐沢寿明が登場。2003年に大ヒットした主演ドラマ「白い巨塔」の裏側、俳優として大切なことを真面目に語った。

天才外科医を演じた苦労とは?

「白い巨塔」は、2003年~2004年にかけ全21話2クールで放送された大型医療ドラマ。山崎豊子の代表作を25年ぶりにドラマ化し、唐沢は主人公の天才外科医・財前五郎を熱演し話題となった。

しかし、唐沢は「白い巨塔」が苦手?というTOKIOからの質問に、無言で○の札をあげ「天才外科医とか言われてね…」と、苦笑い。”天才外科医”を演じた裏側には様々な苦労があったようだ。

「撮影現場に本物の外科医(医事監修)が2人ついていて、手術室に入っていくシーンで『ちょっと待ってください!』って、(撮影を)止めて入って来る。何が気にいらないと思ったら、手袋のはめ方が気にいらないって。『僕らは、こんなに汚くはめない』って言われて。それを何度もやられて…」

本物の外科医はリアルを追及するあまり、着用した際のオペ用手袋のシワが気になったらしく、唐沢は何度もやり直しをさせられたそうだ。撮影スケジュールが厳しく、ほとんど寝ないで演技をしていた唐沢にとって医師のダメ出しはかなりキツかったようで「最後の方は吹替えでも出来るんじゃないかっていうくらい人相が変わってた」と、当時を振り返った。

良い人なのに、嫌味な役ばかり?

山口達也「逆にハマったなって役はありますか?」
唐沢「自分とは違う役をやらされる。社長とか、御曹司とか。なんかちょっと、嫌味のある役をやらせるんだよね。こんなに良い人なのに」
TOKIO「……」静まり返るスタジオ。
国分太一「みてください。誰も乗っからない」
ビミョーな空気に一同大笑い。唐沢も苦笑いだった。

俳優に大切なことを熱く語る!

俳優にとって一番大切なことは?

「諦めないことじゃない?視聴率で言ったら一番わかりやすいけど。視聴率40%のドラマに出る、社会現象になる様なドラマに出たいですって言った時に、まず無理じゃん。いろんなことがあわさって出来るもので、偶然というか、宝くじみたいなものだから。てことは9割以上は、はずれてるってことじゃない。視聴率40%が成功だとすれば、残りは失敗してるってことになるよね?その失敗に耐えられる精神力がないと無理だよね」

山口「それが諦めないっていうこと?」

「だって諦めるわけにいかないじゃない。視聴率が1ケタですって悪口言われても、そんなことよりもっと大事な、役をやりきるっていう使命がある。それでも、観てるお客さんはいるわけだしさ。お客さんの事を考えなきゃダメよ。自分がどうこうって言うのは二の次だから。少なくともそれを観ているお客さんはいるんだよってこと」

「勉強になりますよね。こういう話を聞けると」と、松岡昌弘。唐沢の熱弁に納得した様子のTOKIOの5人だった。

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