あさイチの「家事シェア」特集がネットで大反響…夫に家事を分担してもらう極意とは?

2014年10月08日 13時45分

2014年10月08日 13時47分

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8日放送のNHK総合『あさイチ!』は、夫婦の”家事シェア”について特集。共働き家庭では特に必要な家事シェアを成功させている夫婦がその極意を語った。

共働き世帯の深刻な問題”家事シェア”

現在、共働き世帯は、専業主婦世帯の1.4倍。しかし、家事時間の1日平均は、働く妻186分、働く夫12分(2011年の調査)と、妻に大きな負担がかかっているという。

同番組が調べた「妻が感じた家庭内別居のキッカケ」のトップが「家事・育児に協力しない」、3位が「家事・育児を評価されない」と、夫婦間の家事・育児の分担は、深刻な問題となっているようだ。

非協力的な夫に妻たちが激怒!

共働き家庭の妻からは、「夫は、家事は妻がやるのが当たり前だと思っていて、家事がそんなに大変だったら『仕事を辞めれば?』と言われちゃう」、「うちの主人は『仕事を辞めて僕が主夫をやる』と言っている。その言葉の裏は、主婦の仕事はすごく簡単だと思っているからだと思う」と、不満の声が寄せられた。

現在、妻の職場復帰に備え、”家事シェア”を実行している夫婦の妻は、「夫は、家事に対して当事者意識がない」とキッパリ。夫は自主的に家事をするのではなく、妻に指示されてやるという状況。また、やっても中途半端なため、妻の手間とイライラはアップするばかり。

それに対して、夫は、「『手伝うよ』と言うと、『手伝うよじゃないよ!』と怒られる。妻からの評価がガタ落ちになっている…」と気落ちした様子をみせた。

お手伝いからシェアへ…夫の意識改革が必要

“家事シェア”問題に詳しいジャーナリスト・治部れんげさんは「女性の社会進出、働く女性が増えたこと」が”家事シェア”問題増加の背景にあると指摘。

「内閣府の調査では、妻がフルタイムで働き、かつ子供がいる家庭では、妻の家事時間は1日平均3~4時間。夫は、0~1時間。この差が女性を大変にしている」と解説し「”お手伝い”から”シェア”へという考え方は大事」だと語った。

一方、現在育休中で来月職場復帰予定の三田村さやかさん(29)は、夫・タダヒトさんと”家事シェア”を成功させているという。

三田村夫妻の”家事シェア”方法は?

■動ける人が動くがモットー
家事は夫婦で連携して週末に集中して行うという三田村さん夫妻。家事の担当は決めず、臨機応変に「動ける人が動く」。

午前中2時間で、食器洗い、掃除、洗濯、10種類の常備お惣菜作りを見事なチームプレイで完了させた。そのコツとは?

■やるべきことを”見える化”
ホワイトボードに作るお惣菜を書き出し、出来たものから線を引く。
裏面には、その日やる家事の一覧を書き、やったものにはチェック
家事全体を見える化することで、何が終わって何をやるのかが一目瞭然になり、協力し連携しながら、1つ1つを終わらせていくことが可能に。

「終わるとハイタッチしたくなる(妻)」「今、何分?と聞いてダブルスのスポーツをしている感じで(夫)」ともはや家事をゲーム感覚で楽しんでいる様子。

完璧に家事をこなすタダヒトさんだが、結婚当時は家事に及び腰だったそう。
「頼まれてやる感じ、最初から最後まで自主的にやることはなかった。卵を人生で割ったことがないと言われてすごく驚いた」とさやかさんは苦笑い。タダヒトさんは「妻がやっていることの手伝い。邪魔しないようにしなきゃという意識が強かった」と当時を振り返った。

結婚前の「別れの危機」が、夫の転機に

夫が”家事シェア”に目覚めたキッカケは、結婚前におとずれた「別れの危機」。その時に、2人で、理想の夫婦像について話し合ったことが夫の転機になったという。

さらに結婚後、子供が産まれた際に夫は1ヶ月仕事を休み、妻から家事を全面委任されたという。その時に、さやかさんが作ったのが、その日やること、毎日やるルーティン作業、食事の献立を書き出した一覧表だったそう。「1回夫に全部任せてみることも大事」だと治部さんは指摘する。

■週に一度の夫婦会議
三田村家では、週に1度、30分の夫婦会議を行っているそう。忙しくても家のことを2人で決め、夫に家事への主体性を持ってもらうためのしくみなのだとか。

さやかさんが語る”家事シェア”極意は「どう分担するではなく、どういう家族でいたいか?どんなことを大切にしたいか?を話し合い、そういう家族ならどう家事分担するのがいいのか?そういう話し合いが出来ればいいんじゃないかな」

ただ、夫の性格や価値観、育って来た家庭環境も違うので、それぞれの夫婦にあったやり方で、夫の家事への意識を変えていくことが必要で、治部さんは「まずはぶつかる、夫婦できちんと話し合ってみることが大事」だと語った。

Twitterには男性への同情の声も

Twitterには「家事シェア」について様々な感想が寄せられている。

特に男性への同情の声が多かった。

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