崖の上で自供なんかしない!元警察関係者が語った「刑事ドラマの嘘」

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11日放送のTBS『ジョブチューン』は、警察スペシャル。元警察関係者が語った「刑事ドラマのウソ」とは?

警察関係者から見た刑事ドラマのウソ

昔の刑事ドラマでよく見かけたのが、犯人を張り込む刑事の足元にタバコの吸い殻がどんどんたまっていく…というシーン。最近は、喫煙マナー問題でほとんど見かけなくなった時間経過を表す演出だ。

しかし、元公安警察官・江藤史朗氏は、「張り込み中にタバコを吸う刑事はいない!」とキッパリ。

「夜間の張り込みをする場合、タバコの火が光って目立っちゃう。犯人に『警察がいまっせ』って教えてやっているようなもん。タバコを我慢できなうような奴は、捜査員の資格ない」そうだ。

さらに、元捜査一課刑事・飛松五男氏も「僕も周りはみんなタバコ吸う人ばっかりだったけど、張り込みとなるとタバコはパッてやめる」と語った。

元検事が力説「検事はイヤなやつではない」

ドラマ「HERO」で、木村拓哉が演じてから注目されるようになった”検事”だが、弁護士が主人公のドラマでは敵役として描かれることも多い。

元検事・若狭勝氏は「検事は弁護士の敵でもなく決してイヤなやつではない!」と力説。

「被告人をネチネチ責めたてて、血も涙もない…そういう描かれ方をしている。実際は、人間味のある検事はかなり多いと思います。これはちゃんと言っておきたい」と力を込めた。

テレ朝「京都地検の女」の鶴丸検事(名取裕子)や「赤かぶ検事」シリーズの柊検事(橋爪功・中村梅雀)などは、かなり人情味ある描かれ方なので、若狭氏が思うほど世間のイメージは悪くないと思うのだが。

これはもうお約束?崖の上での自供シーン

元通訳捜査官・坂東忠信氏の指摘は「犯人は決して崖の上で自供はしない」

これは、誰もが「あるわけない」と思っている刑事ドラマやサスペンスドラマのお約束シーン。

崖の上の理由としては、あれがないと、殺害現場、警察の会議室、取調室、街中での張り込み…など画的に地味になってしまうため「せめてクライマックスはロケーションのいいところで撮りたい」という監督側の事情だと聞いたことがあるが定かではない。

坂東氏は「あんな危ないところでタラタラ自供させているヒマがあったら、さっさと身柄を確保して安全な場所へ連れて行く。ああいうところで過去のイヤなことを思い出させたりすると飛び降りるかもしれない。あのシチュエーション自体がないなと」と厳しく指摘した。

設楽統(バナナマン)「坂東さんは、厳しい目線で刑事ドラマを見られてるようですが、その中でも一番好きな刑事ドラマは?」
坂東「ロボコップ」
設楽「一番ありえない!」坂東氏のまさかの発言にスタジオ中が大爆笑だった。

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