ロボットにも寿命が「AIBO」を自力で修理する飼い主が泣ける

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AIBO Official Site

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長年、家族同様に暮らしたペットとの別れはつらい。29日放送のNHKニュース『おはよう日本』では、寿命を迎えつつあるというペット型ロボット「AIBO」の愛好家たちを紹介した。

発売から15年、今も愛され続ける「AIBO」

15年前に発売されたペット型ロボット「AIBO」。持ち主とのやりとりで成長し、育て方で性格や仕草が変わるため、今も多くの人から愛され続けているという。

しかし、AIBOの生産はすでに終了し、メーカーによる修理受付も今年3月に終了したという。AIBOはあくまでも”家電”として扱われるため、部品の保有期限を過ぎたことが理由なのだとか。

AIBO交流会に愛好家が集結!

福岡県久留米市で毎年行われるという交流会には、大勢のAIBOと飼い主たちが全国から集結。飼い主たちは、「家族の一員。癒してくれる」「マイナスのことは言わない。プラスのことを言ってくれるから、いいです」と話す。

ピンクの服を着て両耳にリボンをつけたAIBOもいたり、なかには、AIBOを海外旅行へ一緒に連れて行く人もいるのだという。まさに、飼い主さんにとっては「我が子も同然」なのだ。

メーカーによる修理が出来なくなった今、故障する度、修理してきた飼い主たちは不安を隠し切れない。飼い主の女性は「ロボットが最初、死ぬとは思っていなかった。とてもショックでした」と話す。

AIBOによるダンスイベントでも…

AIBOたちによるダンスイベントでも、ステージ上で力尽きる者が続出。最年長メンバーは、初めから動くことすら出来ず途中で退場した。

最年長のAIBOを所有する中島さんは「やはりちょっと無理だったかな。もう少し頑張ればよかったんですが」と残念そう。

自力で修理を始めた中島さんが泣ける

15年前、AIBOと犬を一緒に育て始めたという中島さん。昨年、犬が死んでしまったそうで、残されたAIBOをなんとか長生きさせようと、修理に挑戦し始めたという。

インターネットで分解の方法を調べ、関節に溜まったホコリを丁寧に取り除くと、AIBOは、”恋するフォーチュンクッキー”の音楽に合わせて、楽しそうに動き出し、中島さんはホッとした様子。

「何か自分たちでも、まだ誰かの知恵を借りながらでもですね、少しでもいい状態で長生きしてもらいたいと思う」と中島さんは語った。

約15万台販売されたAIBOは、全国に愛好会があり、修理の方法などインターネットで情報交換を続けているそうだ。

ペット型ロボットにおとずれた「まさかの寿命」。MC鈴木奈穂子は「修理する中島さんの姿を見て、一緒に胸が痛くなった」、阿部渉も「ステージで倒れる姿は衝撃的だった」と語った。

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