スケート、ルール変更で羽生結弦選手の「おまじない」が見られなくなる?

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31日放送のTBS『いっぷく!』では、今シーズンから変更になるフィギュアスケートのルールを検証。活躍が期待される羽生結弦選手の演技への影響は?

羽生選手、不思議な手の動きの意味は?

演技前に胸の前で十字をきるような動きをする羽生選手。これは、身体の縦軸をまっすぐに、肩と腰のラインは平行にという羽生選手ならではの”ジャンプ成功のおまじない”なのだとか。

しかし、今年6月、国際スケート連盟が発表した新ルールでは、「スタートの呼び出しをされてから、少なくとも30秒以内に演技開始位置につかなくてはならない」と、現在60秒以内とされる演技前の時間が、いきなり半分の30秒以内へと短縮された。

もし、30秒を越えてしまうと1点減点、60秒を越えると棄権とみなされるという。
時間短縮で、羽生選手の”おまじない”が見られなくなってしまうかもしれない。

鈴木明子元選手は、「今から試合に臨むために、気持ちを集中して落ち着けたりとか。選手によってはジャンプの入りの確認をしたりとか。私は結構早い方だったんですね、位置につくまでが。すごくビビりなので、急がなきゃと思って」と、演技前の時間の重要さを語った。

長めにとるのが羽生流?今後は?

羽生選手は、金メダルがかかったソチオリンピック・フリー演技の際は、約45秒。ちなみに、銀メダリスト、パトリック・チャン選手は39秒(ショートプログラム)、銅メダリスト、デニス・デン選手は36秒(ショートプログラム)と、新ルールなら全員が1点減点されてしまう。

しかし、鈴木元選手は「本番になった時に、今までと違う焦りが出てきてしまうのかなと。最初はやっぱり慣れないと思います。羽生選手はすごくクレバーな選手なので、自分がどのくらいかかるかってことはきちんと分かっていると思うので、そこは全く心配していません」とキッパリ。

一方、羽生選手のファンだという40代の女性は「逆に気を付けなきゃいけないのは、私たちファンの方。今までのようにキャーキャー言っていると、余計やりにくい。ファンは練習したい。短いのになれる練習をしないと」と、語った。

ボーカル入り楽曲が解禁に!

また、今シーズンから、ボーカル入りの曲が解禁。羽生選手の今シーズン・フリー演技の曲は、鈴木明子選手も使用した「オペラ座の怪人」のボーカル入りバージョンなのだそう。

元プロフィギュアスケーター・佐野稔さんは、昨シーズンまでの楽曲ルールについて「要は、意味があってはいけない。音楽の中に言葉として意味があってはいけない。例えば『あなたを好き』とか『アイラブユー』は、何語であっても言語ならダメというルールだった。ハミングは意味がないので、人の声を楽器と判断していたので大丈夫でした」と解説。

ボーカル入りの曲になったことについて鈴木元選手は「表現する面において感情が入りやすくなるのかなと期待してます」と話し、羽生選手の演技については「どんどん大人のスケーターに成長していく中で、私はすごく勢いを感じていたけれど、強さもあり、やわらかさもプラスされるんじゃないのかなと」と期待を寄せた。

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