日本にリークサイトが誕生!匿名でマスコミへの内部告発が可能に

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5日放送のTOKYO MX『モーニングCROSS』は、マスコミに匿名で告発できるという「内部告発.jp」を特集。サイトの創設者に直撃インタビューを行った。

今月、ウィキリークスの日本版が誕生!

世界的に知られているリークサイトでは「ウィキリークス」があるが、今月、日本にも新たなリークサイト「内部告発.jp」が誕生するという。

告発者は、このサイトを訪れ、登録しているジャーナリストを選んで情報を提供。情報を受け取ったジャーナリストは、その信憑性を検証し、内部告発の情報をメディアに発信するか判断するというもので、未公開にも関わらず様々なメディアに取り上げられ注目を集めているそうだ。

「内部告発.jp」創設者・八田氏を直撃!

「内部告発.jp」創設者・八田真行さんは「日本では内部告発というと、タレ込みというかチクリというネガティブな、あまり良いイメージがない訳ですけれども。個人的にはむしろよりカジュアルに出来た方が、風通しが良い社会になるんじゃないかと考えています」と、サイト開設の理由を語った。

さらに「内部告発を受け付けるメディアの窓口的なものは昔からあったのですが、匿名化技術で情報提供者を追跡しにくくし、より安全に内部告発できるのがメリット」だと語る。

内部告発・内部通報を根付かせるのが目的

ニュースを賑わせた、STAP細胞問題、エアバッグの大規模リコール問題については「こういったものも、かなり早い段階で何か問題があると気づいている人、特にプロジェクトや企業の中であまり強い立場でない人で、そう言う人がいたんじゃないかって、気がするんですね」と八田さんは指摘。

「そういった人が、より早く声をあげられた方が、結果としては傷があまり深くなる前に
問題を解決、あるいは修正できたのではないかという気がしています」と語った。

八田さんは「このサイトそのものが、何か大きなインパクトを与えるとは思わない」と話しつつも、「内部告発・内部通報というものが、社会に根付くことで、問題が早く解決できるような社会になれば良いなと思います」と意気込みを語った。

日本の文化は、内部告発者を許さない?

MC堀潤は「いいんじゃないでしょうか?」とサイト開設に期待を寄せ、告発者を守る法律として、2006年に施行された「公益通報者保護法」を紹介。

しかし、「公益通報者保護法」は、告発者の解雇・不当な扱いを認めないとしているものの、罰則がないため、実際には機能していないことが指摘されているという。

コメンテーター・金慶珠氏は「本人が仰ってた通り、大きなインパクトになるものではない。内部告発は、文化的な問題。要は『裏切り者である』と」と指摘。

サイトの設立は、風通しの良い社会作りにつながる?

堀「日本では、特に市民社会側が厳しいですよね」
金「それを法律でどうやっても文化は変わらないので。ただ、今回こういうサイトを立ち上げることで、風通しのいい社会、文化を変えたいという動きのひとつだと思う」

コメンテーター・原田曜平も、「メディアと一般の人が簡単に繋がれる時代なので、それほど大きなインパクトではない」としつつも、「こういうことが報道されることによって、公益にのためには『通報した方がいいんだ』っていう意識が広がることは意味があるんじゃないか」と語った。

堀は、「今年、特定機密法が施行されて、今後どうなっていくのか?という中で、情報の出しどころというのがある。また、公益性の高い情報を出した人を社会がどう守っていくかというのも問題ですよね」と今後の問題点を語った。

「内部告発.jp」は、今月中の開設を目標に準備を進めているという。

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