「やりたいこと」より「やりたくないこと」を重視?新就活に賛否両論!

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3月1日、来春卒の大学生向け会社説明会等が解禁され、本格的な就活シーズンに突入する。
27日フジテレビ『ノンストップ!』では、新しい就活”ベツルート”について、スタジオメンバーが激論を交わした。

新しい就活サービス「ベツルート」とは?

新しい就活サービス”ベツルート”は、人材派遣会社・アドヴァンテージが実験的に始めた 就活サービス。「やりたいこと」ではなく、「やりたくないこと」を重視し、参加者は「営業はイヤ」「単純作業はイヤ」「満員電車はイヤ」など、やりたくないことを明確にし、それを許容できる企業の中から志望先を決めるというもの。

さらに、企業とのマッチングは、ガチャガチャによるくじびき、相性占いなどで行うという。先日行われたプレイベントには、11社の企業と30人の学生が参加し、1名だけ内定が決まったのだとか。

お見合いっぽい?あくまでも実験的な試み

アドヴァンテージ・中野代表は、「最初から、やりたくないことが分かっていれば、挫折も少ないんじゃないかなと。まずは、学生がやりたくないことを表明して、それを許容できる社長との偶然の出会いを楽しめればなというイメージ」

「あくまでもマイナーなサービス。こういう就職もありというのが標準となって広まってくれれば」と実験的な試みであることを強調した。

スタジオメンバーはどう考える?

「婦人公論」編集副主幹・三木哲男氏は「実際にこの試みは結構ある。占いは初めて聞きましたけど。学生に、やりたくないことをエントリーの時に書き出してもらう。50個書けと言ってもなかなか『やりたくないこと』って出てこない。その前にやりたいことはほとんど解らない状況でしょ」と指摘。

「辞める時『これが嫌だった』ということが多い。企業としては、やりたいことが分からなくても、やりたくないことだけは明確にして離職率のリスクを下げたい」とその目的を語った。

友近は「人間性が出て来る。私は、友達や彼氏を選ぶ時、好きな物の共通点より嫌いな物の共通点で選ぶ。その方が相手の人間性が見えて来るような気がする。お見合いパーティとかも『こういう人が好き』と書くより『嫌いなタイプはこういう人』って書いた方が絶対いい相手が見つかると思う」と好意的な意見。

「やりたくないことで成長する」竹山が苦言!

カンニング竹山は「三木さんの言うような、企業目線で言うといいと思う。でも、学生側からすると、やりたくないことは何やっても出て来る。やりたくないこともやるから成長する、発見があると思うから、それをやった方がいいんじゃないか?」と指摘した。

MC設楽統も「満員電車がイヤだといっても、その時間に皆が仕事に行くから混むわけで。そこを避けようとすると、また違うリスクも出て来ると思う」と竹山に賛同した。

三木氏がぶっちゃけ「面接も占いみたいなもん」

企画したアドヴァンテージの意図としては、「就職という現実において、やりたいことの多くは幻想。就職後、どれだけ前向きに働き続けるかが大事」ということ。

くじびき、占いを行う狙いについては、「人生は思わぬ出会いや偶然の連続。偶発性には無限の可能性がある」ということなのだそう。

三木氏は「やってる側からすれば、面接も占いみたいなもんすっよ」とぶっちゃけ、「『この子、いい』と皆が言って、イチオシと採用したら全然ハズレだったり。みんながハズレだと強硬に反対しても、1人だけ『とりあえずやらせてみましょう』と言ったら、当たりだったりする。当たるも八卦、当たらぬも八卦」と衝撃発言で笑わせた。

「ミュージシャンになりたかった」千秋が告白!

一方、イベントに参加した学生たちは口々に「やりたいことはブレるけど、やりたくないことはブレない」とイベントに満足した様子。

これについて、設楽から意見を求められた千秋は「ブレますよ!」とキッパリ。「私も、レベッカみたいなミュージシャンになりたかった。でも、気がついたらこんなに喋るオバチャンになってた。バラエティとかも『喋れない』とか言ってたけど、もう20年以上もやってる。やりたくないと思っていたことも今は大好きになってる」と語り、一同大爆笑。

「身を持って生きること」竹山の反論が深い!

竹山は「あの子達は、やりたくないことをただ、頭で考えているだけで、現実の想像が全然広がっていない」と指摘。

さらに「頭で考えると何も動けない。実際に自分で踏み出してやってみると、気づかなかったことが分かったり、『やりたくない』と思っていたことに楽しみがあると分かる。それが身を持って生きるということじゃない。本当に『やりたいこと』『やりたくないこと』がハッキリしてくるのは、40歳過ぎてからだよ」と熱く語った。

賛否両論の意見が飛び交った新就活「ベツルート」。個人的には、萩本欽一さんの名言「したくない仕事しか来ない。でも、運は、そこにしかない」を日々噛みしめて、仕事している。

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