肥満は腸内の「デブ菌」のせいだった!減らす効果のある食べ物とは

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3日放送のフジテレビ『バイキング』では、「食べないのに太る」「食べるのに太らない」…その違いの裏に存在する”デブ菌”を調査。肥満の原因となる”デブ菌”の実態と、デブ菌を減らす方法を紹介した。

「第二の脳」腸に生息する”デブ菌”とは?

脳科学者・茂木健一郎氏は、「腸は第二の脳。腸は自分で考えている。脳でトイレに行かないと考えても、腸が行きたいと思ったら行ってしまう。腸には腸の都合がある」と解説。デブ菌の実態を探るため、理化学研究所で「便の研究」をしている辨野(べんの)義己先生を訪ねた。

デブ菌とは?

辨野先生によると”デブ菌”は、「消化されたものを体内に溜め込んでしまう菌」。

人間の体のしくみは、食べた物の栄養や水分の80%を小腸で吸収し栄養を補い、吸収されなかった物が大腸を通り排泄される。しかし、デブ菌は、体から排泄されなければならない物まで吸収してしまう非常に悪い菌なのだという。

デブ菌は感染する?

辨野先生は、「感染です、まさに」とキッパリ。

肥満型の娘を持つヤセ型の母親に「大便移植」という特殊な治療法で娘の便を移植したところ、娘のデブ菌の影響で痩せていた母親が太りだしたという。

しかし、これは遺伝と関係があり肉親からしか感染しないそうで、夫婦間でデブ菌が感染しても片方が太りだすということは無いそうだ。

痩せている人はデブ菌を持ってない?

デブ菌はどんな人でも持っている菌だが、どんな菌がデブ菌なのか、まだその全てを解明できていないという。

人間の腸内細菌はヤセ菌とデブ菌に分けられるが、大事なのはその比率で、通常は、デブ4に対しヤセ6。しかし、デブ菌の比率が増えると肥満につながるのだとか。

デブ菌が増えすぎると、肥満だけでなく健康にも影響が出るそうで、辨野先生は、「大腸は、人間の体の中でも病気の種類が多い臓器」とし、「大腸がんを引き起こすのも治療するのも腸内細菌で、体内微生物が我々の病気と健康をコントロールしている」と指摘した。

デブ菌はなくせる?

自身も86kg→72kgのダイエットを成功させた辨野先生。太っていた頃、嫌いだった食べ物が「野菜とヨーグルト」だったことを明かした。

また、デブ菌を減らすのに最も有効な食材は「納豆」で、「納豆は、腸内環境を変える大きな力を持っている」と辨野先生。納豆菌は胃酸に負けず生きたまま腸に届き、16時間で40億倍という驚異的な繁殖力で腸内を整えてくれるそうだ。

まだ、科学的に解明されていないことが多いという「デブ菌」ではあるが、茂木氏は「デブ菌を減らすことは、生活習慣を整えることにも繋がり、肌にもいいし脳にもいい」と力を込めた。

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