アノ映画の影響?小学生向け「歴史マンガ」が中高生や大人にバカ売れ!

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角川書店「角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』全15巻」特設サイト

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5日放送のTBS『あさチャン!』では、中高校生や大人に大人気だという、小学生向けの「歴史マンガ」を特集。売上げが急増したその理由とは?

マンガで読む「日本の歴史」が売上げ急増!

昔から、学校や地域の図書館にずらっと並べられていた「歴史マンガ」。誰でも一度くらいは手にしたことがあるはず。

書店スタッフ・高杉さんによると「最近、マンガで読む日本の歴史などの本が非常によく売れている」という。

歴史マンガの元祖は、1981年創刊の小学館「少年少女 日本の歴史」全23巻(各896円:税込み)。歴史マンガは、毎年10万部程度売れていたが、2014年には約3倍。2015年は現在までで、2014年の売上げに迫る勢いなのだとか。

中高生、大人の購入がアップ!その理由は?

歴史マンガが売上げを伸ばす理由について、高杉さんは「以前は小学生だけだったのが、中学生や高校生、親御さんが買って行くケースが増えている」と、語った。

中学生女子からは、
「教科書より絵がついていてわかりやすい」
「前より歴史に興味が持てるようになった」
「面白いから内容が頭に入りやすい。テストの点数も歴史マンガを読んで上がった」など、好意的な声が寄せられた。

売上げ増は、映画『ビリギャル』の影響?

中高校生や大人が購入するようになったキッカケとして、大ヒット映画『ビリギャル』の影響があるそうで、「歴史を覚えるには歴史マンガが手っ取り早い」というエピソードから、真似して購入する中高生が増えたよう。

マンガと言っても大学受験の範囲をしっかりカバーする内容になっているのが、受験生にとってはありがたいポイントだ。

学習塾でもテキストとして採用!

実際に、今年4月から歴史の授業に歴史マンガを導入したという大田区の学習塾では、
「枠の周りに難しい言葉とか、出てくる人の事が書いてあるのでわかりやすい」
「活字だと覚えにくいけど、マンガ形式だと覚えやすい」と、小学生にも好評。

塾講師・松橋先生は「漫画は、登場人物が感情を持って動いて、表情が出てくる。共感したり対話することが歴史に入っていくキッカケとしていい」と、語った。

人気漫画家を表紙に起用した角川書店

角川書店では、「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史」全15巻(各864円:税込み)を人気漫画家のイラストを表紙に、読みやすいコミックサイズで発売したところ、なんと1ヶ月で68万部を売上げる大ヒット。

1巻「日本のはじまり」は「ケロロ軍曹」の吉崎観音氏、5巻「いざ、鎌倉」は「デスノート」の小畑健氏、15巻「戦争、そして現代へ」はスタジオジブリが、それぞれ表紙イラストを担当している。(本編マンガは別の作家が担当)

デザイン一新、新シリーズも続々創刊!

学研「NEW日本の歴史」全12巻(各1026円:税込み)は、2012年にデザインを一新したところ、今年はすでに25万部を売上げているという。さらに、集英社も歴史マンガの新シリーズを創刊することを発表したそうだ。

MC夏目三久は、「教科書だけだと、どうしても嫌になっちゃいますからね。導入としてはいいですよね!」と、コメントした。

確かに、年号と出来事を並べた箇条書きな教科書スタイルでは歴史の面白さは分かりづらい。壮大な物語として歴史に触れられる「歴史マンガ」の種類が増えるのは、歴史好きとしては嬉しいことである。

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