「地震、火を消せ」は、却ってキケンなことも!防災の新常識がタメになる

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8日放送のTBS『ジョブチューン』は、「最新防災SP」。防災・危機管理ジャーナリスト渡辺実さんが、大地震の際の新常識を教えてくれた。

大地震発生!その際の新常識とは?

■大きな揺れの際、コンロの火を消そうとするのはキケン!

キッチンで火を使っている時、大きな地震が発生したら、まず、「コンロの火を消す」という人は多いはず。

ところが、渡辺さんによると「火の側にいると、鍋がひっくり返ったりして大火傷してしまう。火傷を負ってしまうと、その後の行動に大きな支障を及ぼす」という。

大きな揺れを感じたら、一旦、火の側を離れ身の安全を確保。火の始末は揺れが収まってから行った方が良いという。また、都市ガスは震度5程度でも自動的に止まるそうだ。

■自宅を離れる際は、必ずブレーカーを落とす!

地震後、「気をつけて欲しいのが”通電火災”という電化製品からの火災」と、渡辺さん。

7000棟以上の住宅が消失した阪神淡路大震災で、原因が判明している建物火災の約6割が家電からの出火だったという。

地震直後に停電し家電が止まっても、電気が復旧した後、アイロン、ストーブなどに電気が通り、散乱した家具や衣類に引火し火事を引き起こすそう。自宅を離れ避難する際は、必ずブレーカーを落とすことが必要だ。

オフィスで危険な意外なモノとは?

オフィスにいる際、大きな地震が発生したら、「特に危険な窓ガラス、ロッカーなどからは離れ、机の下に逃げ込む。揺れがおさまったら、落下物の少ないエレベータホールなどに移動する」と、渡辺さん。

渡辺さんによると、オフィスに必ずあるモノで、意外に危険なのが”コピー機”なのだそう。キャスターつきのコピー機は、震度5強クラスの揺れでオフィス内を暴走。100キロ以上の重量があるコピー機は凶器にかわるため、出来る限り専用の器具で固定した方が良いそう。

エレベータ閉じ込めを防ぐには?

また、地震時、オフィスで巻き込まれやすい”エレベータ閉じ込め” 。2011年の東日本大震災でも全国で200件余りの閉じ込め事故が発生したそうで、中には、救助まで6時間を要したケースもあるのだとか。

渡辺さんによると、エレベータ内にいる際、大きな地震に見舞われたら真っ先にとる行動は、「全ての階のボタンを押す」こと。

防災用品が備蓄された最新エレベータも!

現在、多くのエレベータは、揺れを感じたら最寄り階に自動停止する「地震時管制運転装置」がついているそうだが、3割程度は未設置。

そのため、全階のボタンを押すことで、閉じ込めのリスクが軽減されるという。

また、非常時の必需品(簡易トイレ、飲料水、救急用品など)が入った「防災キャビネット」が設置されている最新エレベータもあるそうなので、普段よく使うエレベータをチェックしておくことも大事なのだとか。

渡辺さんオススメ”最新防災グッズ”

■SAT119eco(6,150円税込)
火災が起きた時、炎に向かって投げ込むだけで火が収まる「投げる消火器」。

「あんな火、絶対に消えないと思った。原理が分からない」と驚く、ゲスト・向井理に「中途半端な物は持ってきません!」と、渡辺さんはドヤ顔。

気になる原理は「中に液体が入っていて投げつけることによって気化し、発生したガスが酸素を遮断する」そうで、「咄嗟の時、お年寄りや子供でも、消火器よりはるかに使いやすい」と、渡辺さん。

■セイシェル(7,992円税込み)
ボトル部分に風呂の水を入れ、キャップを締めて注ぐだけで、飲料水になる”ろ過機”。キャップに特殊なフィルターが内蔵されており、約380リットルをろ過出来るそう。

■Zioトイレ(4,980円税込み)
猫砂を人間用に改良したトイレ。60回使用でき、吸水効果、消臭効果も優れているという。

ちょっとしたことでも、知っていると知らないとでは被害に差が生じることもありそう。まずは、最新情報をチェックしておきたい。

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