タクシー「新人マーク」表示導入、若手乗務員の反応がちょっと意外

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足成

足成

10日放送のテレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』は、「アレどうなった!? 気になる〝今〟を調べてみた!SP」として、かつて世間を騒がせたニュースの「その後」を調査。

番組でタクシー会社社長に直談判した「道を知らないドライバー問題」のその後を追跡した。

タクシー運転手「道を知らない問題」を直談判!

1月26日の放送で、「新人なので道が分からない」というタクシードライバーについて、三和交通・吉川永一社長に直接不満をぶつけた「TVタックル」。

ゲスト・千秋は、「『友だちの家に行って』と、言われて分からないのなら仕方ない。でも、テレビ朝日、六本木ヒルズのようなランドマークが分からない。ナビの使い方も知らない人すらいる。新人だって分かっていたら乗らない。道が分かっているタクシーに乗りたい」と、もっともな意見を語った。

さらに、開き直った態度やおつりを用意していないことについても、出演者たちから不満の声があがった。

タクシー会社社長が「新人マーク」を実現!

「新人ドライバーだと分かるようにしてほしい」という直談判に、吉川社長は「ドライバーの腕に新人マークをつけている」と語ったが、「開けてビックリではなく、乗る前に知りたい」という要望に「車外に提示するのは、非常に面白い」と回答した。

番組からの直談判を受け、三和交通では、今年4月から乗務4ヶ月以下の乗務員はマグネット式の「新人マーク」をつける試みを開始したという。

その後、「新人マーク」は、タクシー業界誌に取り上げられ、他社からも問い合わせが殺到。現在は、東京を中心に全国40以上のタクシー会社が「新人マーク」を実施、2000人の新人ドライバーが使用しているのだとか。

「新人マーク」若手乗務員の意外な反応

乗務歴4ヶ月、20代・新人ドライバーたちに話を聞くと、「お客様から『珍しいね、こんなの貼ってるの』と、話しかけてもらえるので、気持ち的にはラクです」という意見の他、「自信がつくまで、何ヶ月もつけていたい」「マークがあると、道が聞きやすい。ずっとつけていたい」という、頼りない声が。

番組は、「新人マークは、お客様のためのもの」とし、「マークに頼って道を覚えないのは本末転倒」というナレーションで、新人ドライバーを叱咤した。

スタジオメンバーはどう思う?

番組がキッカケで誕生した「新人マーク」について、MCビートたけしは、新人と貼ってあっても、「止めちゃったら、かわいそうだから乗る」としつつ「新人だとわかったら、落ち着かない」と、モゾモゾ。

MC阿川佐和子「道が分からない運転手さんって、昔、こんなにいたかな?って」
ヒロミ「何だかんだ言って、おじさん達、道、知ってたよね」

「ナビに依存しているのでは?」という、厚切りジェイソンに、ヒロミは「ナビすら使えない。ナビが難しかったり、古かったりするんだよ」と指摘。

ミッツ・マングローブは「そうよ、レインボーブリッジが無かったりする」と、”ナビあるある”を語り、一同大爆笑だった。

個人的なことだが、筆者が一番サイアクだったのは旅先の京都で乗ったタクシー。「3日前、四国から出てきた」というドライバーで、京都の道は全くわからないくせに、客慣れしているから、やたらおしゃべり。食事の予約時間に遅れそうで、ソワソワしているこちらの空気を読まず、ひたすらしゃべり続けたため、道を説明していた友人が怒り出し、その後の食事も台無しになった。

困ったドライバーは、新人だけとは限らない。

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