「首浮き輪」で赤ちゃんが溺れる事故が多発、消費者庁が注意喚起

Text by

  • 2
消費者庁

消費者庁

消費者庁は9日、首掛け式の乳幼児用浮き輪で、入浴中に赤ちゃんが溺れる事故が相次いでいるとして、使用の際は乳幼児から目を離さないよう注意を呼びかけている。

育児の便利グッズ?

これは、「首浮き輪」と呼ばれるもので、C形になっている首浮き輪を乳幼児の首に取り付け、C形の開口部を首の後ろにし、上下のベルトをはめて使用。お風呂入れに便利などと、育児中の人の間で急速に広まった。

消費者庁

消費者庁は、「実際、首浮き輪を使って入浴している乳幼児は、楽しそうに見え、保護者も安心して、つい、自らの洗髪等別の作業をして目を離してしまいがちです。また、一人で乳幼児をお風呂に入れる際に、首浮き輪を使うと便利等との使用者の感想が個人のブログ等で見られますが、安心しないでください」としている。

事故に遭ったのはいずれも8カ月内の赤ちゃん

こうした首浮き輪を使って入浴中に赤ちゃんが溺れる事故が相次ぎ、消費者庁は2012年に注意を呼びかけた。

しかし、その後も事故は後を絶たず、この2年間に6件の事故情報が寄せられている。いずれも8カ月内の赤ちゃんで、浴槽で発生している。そのうち、2カ月の赤ちゃんは意識不明の状態が続いているという。

さまざまな意見が飛び交う

ネット上では、「首浮き輪ってあるって知らなかった」「これ数年前から言われてるよね。危ないよね」「何でもそうだけど、使い方誤るとダメだよ」「便利なものって過信しちゃうと危険が伴うよね」「なんでも商品のせいにする風潮、全ては親がどこまで注意しながら使わせるかだと思う」などの声があがっている。

実際に使っているという人のコメントも。「私も持ってます。でもたとえ一瞬でも目をはなしたことはないですよ」「うちも使ってたけど、目を離さないのは基本でしょ」「ちゃんと注意事項に書いてあるし。今使ってるけど、使用方法を守れば楽しいものです」など。

一方、「身近に手伝ってくれる人がいないと、自分一人で赤ちゃんをお風呂に入れなくちゃいけないもんね。これってけっこう大変な事。少しでも頼りたいだけなのに、こういう事故が起きてしまうと悲しい気持ちになる」「こういうのを毎日の生活で使わないといけない状況の母親もいるんだよね」「使いたくなる気持ちはわかる」などの意見も見られた。

絶対に目を離さないで!

事故は、保護者が洗髪や衣服を取りに行くなど、赤ちゃんから目を離したわずかな時間に起きている。

消費者庁は「そもそも、首浮き輪は目を離さないで使用する商品です。もし首浮き輪を使用するのであれば、取扱説明書等の注意表示をよく読み、絶対に乳幼児から目を離さないようにしましょう」と注意を呼びかけた。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking