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【例文】部下が成果をあげる秘訣は「ねぎらいの言葉」|部下・上司へのねぎらいの言葉と例文集

U-NOTE編集部

2018/08/29(最終更新日:2018/08/29)


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【例文】部下が成果をあげる秘訣は「ねぎらいの言葉」|部下・上司へのねぎらいの言葉と例文集 1番目の画像

 人との関わりが必須な“仕事の場”では、上司・部下に迷惑をかけたり、お世話になったりすることが常。ビジネスシーンにおいて、相手を気遣ってねぎらいの言葉を伝えるのはとても重要なことだ。

 ビジネスシーンの人間関係を円滑にする「ねぎらいの言葉」と例文を紹介しよう。

【上司から部下へ】ねぎらいの言葉と例文集

【例文】部下が成果をあげる秘訣は「ねぎらいの言葉」|部下・上司へのねぎらいの言葉と例文集 2番目の画像

 どれだけ厳しい仕事の場でも、やはり部下も人間である。ちょっとした言葉をかけてもらえただけで、俄然やる気が湧いてくるはずだ。

 とはいえ、どのように部下に声をかければ良いのか、あまりイメージが浮かばない人もいるだろう。

 まずは、部下への「ねぎらいの言葉」をかける際のポイントとその例文について見ていきたい。 

ねぎらいの言葉のポイント①:部下の仕事に対して気を遣う

 部下もたくさんの仕事を抱えていて、目一杯になっていることもある。

 それに対して「たくさん仕事を任せてしまって悪いね。うまく進んでいるかな?」などと声をかけてあげよう。

 仕事をたくさん抱えていて限界状態になっているときでも、上司が自分の状況をわかってくれていると思うと、それだけで部下にとって心の支えになるだろう。

ねぎらいの言葉のポイント②:成果にかかわらず、部下の努力を褒める

 仕事をしていると上手くいくときもあれば、一生懸命仕事をしていてもトラブルで進まないということもある。

 仕事は色々な人が関わっているため、自分の努力だけではどうにもならないこともあるだろう。

 そんなときは、たとえ結果や成果が良くなかったとしても、部下のそれまでの努力や仕事ぶりを配慮した視点で褒めてあげてほしい

 失敗だと思って落ち込んでいる部下も、そのようなねぎらいの言葉によって、次は頑張ろうと思えるはずだ。

ねぎらいの言葉のポイント③:しっかりと心から部下をねぎらう

 どんなにねぎらいの言葉をかけられるのがうれしくても、それが心からの言葉ではない場合、「これはお世辞なんだな」と部下も気づいてしまう。

 お世辞ではなく、自分が本当に思っていることを上手に表現してねぎらおう。

 また、ねぎらいの言葉をかけるのにはタイミングも重要だ。

 部下に注意することがあれば、褒めてねぎらった後で言ったほうが、部下のモチベーションを維持できる。きっとスムーズに仕事をこなしてくれるだろう。

部下にねぎらいの言葉をかけるのは「マネジメントの一環」!

 「たかがねぎらいの言葉」と思うかもしれないが、的確に褒めてねぎらいの言葉をかけることはマネジメントの一環

 時に厳しくすることも必要かもしれないが、部下に最高のパフォーマンスを出してもらうためには、マネジメントをする上司のねぎらいの言葉が必要不可欠だ。

 ぜひ、ねぎらいの言葉の例文を参考に、部下と上司の良好な関係を維持してもらいたい。

【例文集】部下へのねぎらいの言葉

  • 一緒に頑張ろう
  • いつもご苦労様
  • 頑張っているね
  • よくやってくれている
  • 〇〇のおかげで助かるよ
  • 期待以上の成果だった
  • 〇〇なら大丈夫

【部下から上司へ】ねぎらいの言葉と例文集

【例文】部下が成果をあげる秘訣は「ねぎらいの言葉」|部下・上司へのねぎらいの言葉と例文集 3番目の画像

 上司が部下にねぎらいの言葉をかける際のフレーズは容易に想像できるが、部下から上司にねぎらいの気持ちを伝える場合はどうすればいいのだろうか?

 実は、部下から上司に「ねぎらいの言葉」をかける、というのは正しい使い方ではない。「ねぎらう」という言葉は、同僚や部下に対して用いられる言葉なのだ。

 そうはいっても、上司への心遣いとしてねぎらいの言葉をかけたいシーンもあるだろう。

 そんなときに使える、上司への心遣いとしてねぎらいの言葉をかける際の注意点と例文を紹介していきたい。

ねぎらいの言葉のポイント①:部下から上司に「ご苦労様」はNG!

 「ご苦労様」という言葉は便利だが、基本的に目上の人に対して使うべきではない。上から目線の言葉という印象が強いため、部下が上司に使うのはNGだ。

 上司がプロジェクトや仕事を成功させたとき、うっかり「ご苦労様」というねぎらいの言葉をかけないように気をつけよう。

ねぎらいの言葉のポイント②:部下から上司に「お疲れさま」はOK!

 部下から上司に「ご苦労様」はNGだと先ほど紹介したが、代わりのねぎらいの言葉として「お疲れさまです」と、伝えよう。

 「お疲れさま」という言葉は、上司や部下などの地位に関係なく使うことができる。

 馴れ馴れしい言い方をしてしまうと悪い印象になってしまうが、上司に尊敬の気持ちを込めて「お疲れさまです」とねぎらいの言葉をかけるのはOKだ

 「お疲れさま」以外にも使える、上司にねぎらいの気持ちを伝える例文をチェックしてみよう。

【例文集】上司へのねぎらいの言葉

  • さすがですね
  • いつもありがとうございます
  • 〇〇さんのおかげです
  • お疲れさまです
  • 失礼します
  • お世話になっております

【状況別】ねぎらいの言葉、こんな時はどうする?

【例文】部下が成果をあげる秘訣は「ねぎらいの言葉」|部下・上司へのねぎらいの言葉と例文集 4番目の画像

 これまで部下や上司へのねぎらいの言葉を紹介してきたが、他にもねぎらいの言葉をかけるべき場面がある。

 会社の取引先や、病にかかってしまった人へのねぎらいの言葉と例文をチェックしてみよう。

取引先へのねぎらいの言葉と例文

 取引先は会社の顧客であり、重要な相手である。

 直接会ったときはもちろん、メールでのやり取りの際も、ねぎらいの言葉を忘れないようにしよう。

【例文集】取引先へのねぎらいの言葉

  • 遠いところをわざわざおいでくださいまして、ありがとうございます
  • お足元が悪いところお越しくださいまして、ありがとうございます
  • お世話になっております

お見舞いのときのねぎらいの言葉と例文

 会社の部下や上司が病にかかってしまったときは、お見舞いの言葉を伝えよう。

 心身ともに弱っている相手に対しては、気持ちを込めてねぎらいの言葉をかけてほしい。

【例文集】お見舞いのねぎらいの言葉

  • お大事になさってください
  • 心よりお見舞い申しあげます
  • ご無理なさらず、お大事にどうぞ


 多忙な毎日で「ねぎらいの言葉」を意識せずに生活していると、なかなか人を気遣うことができないだろう。ましてやドライになりがちなビジネスシーンでは、なおさらだ。

 1日の大半を過ごす職場では、上司や部下と頻繁に関わることになる。ねぎらいの言葉を意識して使い、職場で円滑なコミュニケーションを取ることを心がけよう。

 本記事で紹介したねぎらいの言葉の例文を参考にし、より気持ちよく仕事をしていただきたい。



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【例文】部下が成果をあげる秘訣は「ねぎらいの言葉」|部下・上司へのねぎらいの言葉と例文集 5番目の画像

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