HOMEビジネス 東大発スタートアップ、AI道路損傷検知サービスを令和6年能登半島地震被災自治体へ無償提供

東大発スタートアップ、AI道路損傷検知サービスを令和6年能登半島地震被災自治体へ無償提供

ヒロセエリ

2024/02/08(最終更新日:2024/02/08)


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株式会社アーバンエックステクノロジーズ(以下、アーバンエックス)が運営事務局を務める団体「My City Reportコンソーシアム」は、AIによる道路損傷検知サービス「RoadManager損傷検知」を、新潟県、富山県、石川県、福井県内の自治体に無償提供することを発表しました。

アーバンエックスは、主に行政インフラ管理者向けにプロダクトを展開している、東京大学発のスタートアップ企業です。

RoadManager損傷検知とは

RoadManager損傷検知は、公用車などにスマートフォンを乗せて走るだけでポットホール、亀甲状ひび割れなどを自動で検出するAI道路損傷検出サービス。

ポットホールとは、道路の表層がはがれて出来る丸い穴やへこみのことです。

専用のアプリを起動してクルマを走行し、連続した静止画像を撮影することで、道路の損傷個所を検出。Web上の「ダッシュボード」で損傷地点を地図表示したり、路線評価を行うといいます。

震災以前に撮影されたGoogleストリートビューとの比較や、災害復旧事業の査定資料としてこのサービスを活用することもできるそうです。

支援内容

対象地域:新潟県、富山県、石川県、福井県内の希望する自治体
損傷検知サービス無償利用(損傷検知、連続撮影、手動撮影機能など):1カ月
損傷箇所の確認などに利用するWeb管理画面の無償利用:最大12カ月
スマートフォン、設置用機材(1台)の無償提供:1カ月
利用中の運用サポート
申込受付期間:2024年2月1日(木)〜2024年12月31日(火)

問い合わせ先
MCRコンソ事務局 mcr-info@aigid.jp

<参照>
令和6年能登半島地震による道路等の損傷の把握・対応に利用可能なAIによる道路損傷検知サービス「RoadManager損傷検知」無償提供を通じた被災自治体への復興支援を開始

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