発送時のダンボールをリサイクル用紙使用率100%素材へ　食品のサブスクリプションサービスOisixが森林保全へ新たな取り組み

丘田麻美子

2024/02/15（最終更新日：2024/02/15）

目次: +リサイクル用紙のダンボール使用率88%から100%へ; +新デザインのダンボール

食品のサブスクリプションサービスOisixを展開するイシックス・ラ・大地株式会社は、2月6日の出荷分から、ユーザーへの食品発送時に使うすべてのダンボールを100％リサイクル用紙素材のものに切り替えることを発表しました。

無駄な資源を使わないことで、森林保全に貢献していきたいといいます。

リサイクル用紙のダンボール使用率88%から100%へ

現在、Oisixの会員数は398,958人（2023年9月末時点）に達しており、日本全国にユーザーがいるとのこと。

これまでのダンボールでは、リサイクル用紙の使用率は88％にとどまっていたそうですが、今回の改良に際して、漂白剤や着色剤を使用しない古紙を100％採用。環境負荷を最小限に抑えつつ、各家庭への配送時に必要な強度を確保する素材に切り替えたといいます。

1月には、新素材のダンボールを期間限定デザインで導入し、素材変更を告知。この取り組みに対してユーザーからは、「日常の中で、自然と共存していくことが無理なくできると嬉しい」「環境に配慮されている点が伝わり、自分も積極的に環境保護に取り組もうという心がけになっている」など、ポジティブな声が寄せられているそうです。