HOMEライフスタイル 「デジタル手記遺産事業」でつなぐ大災害の記憶 東日本大震災に関する被災自治体首長らの手記をWeb上で公開

「デジタル手記遺産事業」でつなぐ大災害の記憶 東日本大震災に関する被災自治体首長らの手記をWeb上で公開

田中妃音

2024/03/08(最終更新日:2024/03/08)


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一般社団法人ライフDX推進協会は、個人の経験や知見をデジタル資産として保存し、未来へと継承することを目的とする、「デジタル手記遺産事業」を展開しています。

東日本大震災に関する手記の公開

その第1弾が、「特集:東日本大震災を繋ぐ」と題した、東日本大震災に関する手記の公開です。これは、当時の市町村長や復興支援活動に携わった大学教授らの貴重な記録を集めたもので、2024年3月6日(水)からエックスライフ株式会社が提供するWebサービス「xLife」で一般公開されています。

これらの手記には、災害時の対応や復興への取り組み、そして次世代へのメッセージが記されているといい、防災・減災の重要な知識として生かそうという試みです。

災害や事故に直面した人々の想いや経験を繋ぐ

不確実性が高く、予測不可能な災害や事象が絶え間なく起きている現代において、過去の経験から学び、未来への備えを考えることは重要です。

ライフDX推進協会は、災害や事故に直面した人びとの想いや経験を繋ぐ「知(ナレッジ)のデータベース」を構築することが、地域の安全や人間の尊厳を守るためのヒントになるべく提供しているといいます。

今後も、地方自治体や防災関連企業・団体との協力を深め、手記の拡充を図りながら、新たなイノベーションを創出していく予定だそうです。

<参照>

「デジタル手記遺産事業」の第1弾、「特集:東日本大震災を繋ぐ」をライフDXオールインワンサービス「xLife」上で公開

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