世界人口70億人中、12億6000万人が1日1.25ドル以下で生活

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flickr_Michelle Hawkins thiel

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国連の2011年版「世界人口白書」によると、世界人口は70億人に達したという。

しかし70億人の境遇はさまざまだ。グローバル企業を経営し、自家用機で世界を飛び回る者がいれば、その影には途上国で低賃金にあえぐ労働者もいる。中には今日の飯にすら、ありつけない者もいるほどだ。

世界人口の18%が1日1.25ドル以下で暮らす

World Bankが2014年4月10日に発表した2010年の貧困率のインフォグラフィクスによると、1日1.25ドル以下で暮らす人の割合は、世界人口の約18%(12億6千万人)に当たる。

12億6千万人は、次の5つの国に集中している。

・インド 33%

・中国 13%

・ナイジェリア 7%

・バングラディシュ 6%

・コンゴ共和国 5%

経済成長がうたわれているインド・中国だが、両国共に人口が多く貧困層も多い。2国合わせると、世界の最貧困層の約半数に相当する。

1日1.25ドル以下が4億人以上―インド

インドでは、約4億2000万人の人々が1日1.25ドル以下で暮らしている。

インドは物価が安い地域が多く、安い値段で食料が手に入る。また、根本的に先進国とは文化的背景・価値観が違うので、経済的に豊かでないからといって一概に不幸かと言えばそうとも言えない。少ない収入でも毎日笑顔で生き生きと暮らしている人も多く見受けられる。

インド社会の内側に目を向けると、障害を抱えた路上生活者や物乞い、俗世を捨てたサドゥーと呼ばれる修行僧など、経済活動をしていない人々も多く存在している。

彼らは経済的に豊かな人や、寺院からのバクシーシ(喜捨)によって生きる糧を得ている。この伝統的な人の助け合いのシステムが、インド社会の最底辺を支えている。

 

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