世界軍事費ランキング、4位急浮上は中東のアノ国

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flickr_Jaskirat Singh Bawa

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スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が2014年4月14日に発表した2013年の世界軍事費データによると、2013年の全世界の軍事費は約1兆7500億ドル。昨年に比べると1.9%減となった。GDPに対する割合は2.4%に相当する。

世界軍事費ランキング

1位 アメリカ 6400億ドル

2位 中国 1880億ドル

3位 ロシア 878億ドル

4位 サウジアラビア 670億ドル

5位 フランス 612億ドル

6位 イギリス 579億ドル

7位 ドイツ 488億ドル

8位 日本 486億ドル

9位 インド 474億ドル

10位 韓国 339億ドル

アメリカは削減。2位~4位の中国・ロシア・サウジアラビアは増加

トップを独走するアメリカの軍事費は、世界の総軍事費の約3分の1に相当する。しかし前の年に比べると7.8%の減少。これに対し、中国は7.8%増加、ロシアは4.8%増加、サウジアラビアは14%と大幅に増加した。

サウジアラビアは前の年の7位から、イギリス、日本、フランスを抜いて4位となった。SIPRIの報告書によると、このサウジアラビアの軍事費の増加は、シリア紛争によるイランとの関係悪化を懸念したためだと推察されている。

長引くシリア紛争の理由の1つに、政府側と反政府側の双方への軍事費、武器の提供が挙げられる。この点を考慮すると、シリア紛争の背景に、資金・武器を支援する第三国の存在が浮かび上がってくる。アメリカ・サウジアラビアは反アサド政権。ロシア・中国・イランはアサド政権側を支持している。

きれいごとだが、もし世界で軍事費が大幅に削減されたらどんな世界になるだろうかと考えてしまう。

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