5億円の競走馬を死に至らしめた毒グモ「ホワイトテールスパイダー」 

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flickr_reedwade

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12月29日、英国紙レーシングポストは闘病中だったブラックキャビアの半弟(父・リダウツチョイス)が死んだと報道した。オーストラリアとイギリスで活躍したブラックキャビアは、デビュー戦から25戦25勝、無敗のまま引退したオーストラリア史上最強牝馬。そんなブラックキャビアの半弟として多大な期待を寄せられていた“ジミー”は、2013年4月に1歳馬オーストラリア最高額の500万オーストラリアドル(約5億円)で購入されていた「オーストラリア競馬界・期待の星」である。

12月末、惜しまれながこの世を去ったジミーの死因は、毒グモにかまれた治療の過程で発生した蹄葉炎。昨年11月、毒グモにかまれて重体となりメルボルン郊外のクリニックで治療を受けていた。

ジミーをかみ死に至らしめた毒グモは、オーストラリア固有種の「ホワイトテールスパイダー(White Tail Spider)」。その名の通り、お尻の部分が白く、オーストラリアではポピュラーなクモである。

人間でさえ、かまれると死の危険があるというホワイトテールスパイダーは今、オーストラリア競馬界の至宝ともいえるジミーを殺害した毒グモとして世界中で悪名を轟かせている。

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